【脱・粉飛び】ラメ&グリッターボディペイントで華やかに仕上げる方法7選|種類別の選び方と定着テクニック

「イベントだし、ちょっと派手にキラキラさせたい!」「でも、ラメってすぐに落ちて服についても大変そう……」そんな風に思って、グリッターを使うのを躊躇していませんか?確かに、扱い方を間違えると、気づいたら顔中がラメだらけになったり、大切な洋服の繊維の奥に入り込んで取れなくなったりと、大惨事になりがちです。私自身、過去に普通の糊でラメをつけようとして、乾いた後にパリパリと剥がれ落ちてしまった苦い経験があります。しかし、正しいアイテムとちょっとしたコツさえ掴めば、グリッターはあなたの表情や仕草を宝石のように輝かせる最強の武器になります。この記事では、初心者でも失敗しない「落ちない付け方」の基本から、周りと差がつくおしゃれなアレンジ方法7選まで、光を味方につけるテクニックを余すことなくご紹介します。
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まずは道具選びから!「失敗しないグリッター」の3つの条件
100円ショップの工作コーナーに行けば大量のラメが売っていますが、それをそのまま肌に使うのはちょっと待ってください。美しく、かつ安全に楽しむためには、選び方にルールがあります。
1. 絶対に「コスメティックグレード(化粧品用)」を選ぶ
これが最も重要です。工作用のラメは、金属やプラスチックを単に細かく砕いたものが多く、断面が鋭利です。万が一目に入ると角膜を傷つける恐れがあり、非常に危険です。 一方、肌用に作られた「コスメティックグレード」のグリッターは、粒子が丸く加工されており、肌への負担が少なく作られています。パッケージに「Face & Body」や「Cosmetic Grade」と記載されているものを必ず選びましょう。
2. 初心者は「ジェルタイプ」が神アイテム
グリッターには、粉だけの「ルース(パラパラ)タイプ」と、最初からジェルに混ざっている「ジェル(練り)タイプ」があります。 慣れていない方がルースタイプを使うと、ブラシですくう段階で粉が舞い散り、部屋中がキラキラになってしまうことも……。 最初は、指で取ってそのまま塗れる**「グリッタージェル」**が圧倒的に使いやすく、接着剤も不要なのでおすすめです。乾燥してもパリパリしにくい保湿成分入りのものなら、長時間つけていても快適ですよ。
3. 輝きを変える「粒子のサイズミックス」
単一のサイズのラメだけだと、どうしても平面的で「昭和のメイク」っぽくなってしまいがちです。 今っぽい抜け感を出すコツは、微細なパウダー状のラメと、1mm〜3mm程度の「ホログラム(大粒ラメ)」がミックスされているものを選ぶこと。大小の粒が混ざり合うことで、光の反射に奥行きが生まれ、プロのような立体的な輝きになります。
もう落ちない!プロ直伝の「最強定着テクニック」
「気づいたらラメが消えていた」という悲劇を防ぐために、下地(プライマー)選びにこだわりましょう。家にあるもので代用できる裏技もあります。
基本は「専用グリッタープライマー」
アイシャドウベースや、グリッター専用の糊(プライマー)を使うのが王道です。これらは速乾性があり、ラメをしっかりキャッチして離しません。 塗る時は、ブラシで「掃く」のではなく、指の腹で**「押し付ける(プレスする)」**ように乗せるのがポイントです。
広範囲なら「アロエジェル」や「ワセリン」
腕やデコルテなど広い範囲に散らしたい場合は、高価なプライマーを使うのはもったいないですよね。 そんな時は、ドラッグストアで売っている「アロエベラジェル」や「ヘアジェル」、あるいは薄く伸ばした「ワセリン」が代用できます。特にアロエジェルは乾くとサラッとしてベタつかないので、夏場のイベントには最適です。
頑固な大粒ラメには「つけまつげ糊」
3mm以上の大きなホログラムやラインストーンは、ジェルだけでは重みで落ちてしまうことがあります。 そんな時は、透明タイプの「つけまつげ用の糊(アイラッシュグルー)」を点置きし、その上にピンセットで乗せていきましょう。これなら、汗をかいて激しく踊っても朝まで絶対に取れません。
誰よりも輝く!華やかに仕上げる活用アイデア7選
それでは、実際にグリッターをどこに、どう乗せれば可愛くなるのか?SNSでトレンドになっている配置テクニックを厳選しました。
1. 涙袋を強調する「グリッター・ティアーズ(涙)」
目の下(涙袋の中央)から頬に向かって、逆三角形になるようにラメを広げます。 まるで宝石の涙を流しているような、儚げでウルウルした瞳を演出できます。K-POPアイドルがよくやっている定番スタイルですね。
2. 横顔美人を作る「Cゾーン・ハイライト」
目尻からこめかみにかけてのCゾーンに、微細なラメをふわっと乗せます。 正面からはあまり見えませんが、横を向いた時や髪をかき上げた瞬間にキラッと光り、ドキッとさせる効果があります。大人のパーティーシーンにも使える上品なテクニックです。
3. 鎖骨を浮き立たせる「デコルテ・ジュエリー」
鎖骨の高い位置(骨の上)に、ハイライトとして大粒のラメを乗せます。 光が集まることで鎖骨のラインがくっきりと強調され、華奢見え効果が抜群です。オフショルダーの服やドレスを着る時はマストでやりたい演出ですね。
4. 視線を集める「グリッター・リップ」
いつもの口紅を塗った後、唇の中央だけに指でラメをポンポンと乗せます。 唇がぷっくりと立体的に見え、話すたびに口元が輝きます。ただし、食事をすると取れやすいので、飲食をしないタイミングや撮影用として楽しむのがおすすめです。
5. ヘアスタイルもアートに「グリッター・ルーツ」
髪の分け目(生え際)にジェル状のグリッターをたっぷり塗る、海外フェス発のトレンドです。 お団子ヘアや編み込みの分け目に色とりどりのラメを乗せると、プリン状態の生え際隠しにもなりますし、後ろ姿のインパクトが劇的にアップします。
6. ステンシルを使った「型抜きグリッター」
星やハートの形に切り抜いた紙(ステンシル)を肌に当て、その上からラメを塗り、そっと紙を剥がします。 絵の具で描くよりもエッジが効いた、シャープなキラキラマークが完成します。ワンポイントのタトゥーシール感覚で楽しめるので、不器用さんにもイチオシです。
7. 全身発光肌を作る「シマー・ボディオイル」
これは裏技ですが、手持ちのベビーオイルに、微細なパールパウダーやゴールドのアイシャドウを削って混ぜてみてください。 自家製の「キラキラオイル」が出来上がります。これを脚や腕全体に塗ると、肌全体が濡れたように艶めき、健康的でセクシーな輝きを放ちます。夏のビーチやナイトプールで映えること間違いなしです。
後片付けまで美しく!環境に優しい落とし方
ラメメイクの最大の難点は「落としにくさ」です。そのままお風呂で洗い流すと、配管が詰まる原因になったり、マイクロプラスチックとして海を汚してしまったりする可能性があります。
魔法の「マスキングテープ」術
洗顔する前に、粘着力の弱いマスキングテープ(またはセロハンテープ)を使い、肌の上のラメをペタペタと取り除きます。 これが一番手っ取り早く、かつ部屋や排水溝を汚さない方法です。大まかに取れたら、いつものクレンジングオイルで馴染ませて洗い流しましょう。
環境を守る「バイオグリッター」の選択
最近では、植物由来のセルロースで作られた、土や水に還る「バイオグリッター(エコグリッター)」も販売されています。 自然の中で遊ぶ野外フェスなどでは、こうした環境配慮型のアイテムを選ぶのも、次世代のおしゃれの楽しみ方かもしれませんね。
まとめ:光を操り、主役級のオーラを纏う
グリッターボディペイントは、単なる「飾り」ではありません。それは、あなたの内側にある高揚感や自信を、視覚的に増幅させるためのスポットライトのような存在です。
ほんのひとさじのラメを目元に乗せるだけで、鏡に映る自分の表情がいつもより明るく見えたり、背筋が伸びたりした経験はありませんか? 今回ご紹介したテクニックを使えば、もう「粉飛び」や「崩れ」を気にする必要はありません。 次の週末は、お気に入りの輝きを身に纏って、誰よりも眩しい笑顔でイベントを楽しんできてくださいね!
