体育祭・イベントで絶対盛り上がる!団体ボディペイントのデザイン案と運営マニュアル

体育祭や文化祭、スポーツの応援イベント。
仲間と団結して勝利を目指すあの熱気は、何にも代えがたい青春の1ページですよね。
「もっとみんなと一つになりたい」「写真映えする思い出を残したい!」
そんな想いを持つ学生やイベント幹事さんの間で、今爆発的な人気を誇っているのが「団体ボディペイント」です。
お揃いのクラスTシャツも素敵ですが、顔や腕にお揃いのアートを施せば、そのインパクトは桁違い。
ただ、大人数でやるとなると「準備が大変そう」「汗で落ちてドロドロにならないかな?」「肌荒れや片付けが心配」といった不安も尽きませんよね
。今回は、30人以上の大人数でもスムーズに楽しめて、かつ絶対に失敗しない団体ボディペイントの成功ノウハウを余すところなくお伝えします。
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なぜ今、クラスTシャツより「ボディペイント」が選ばれるのか
「ユニフォームを揃えるだけじゃ物足りない!」そんな欲張りな私たちの心を掴んで離さないボディペイント。実は、単に目立つ以外にも、選ばれるには明確な理由があるんです。
コスパ最強!お小遣いの範囲でできる最大級の変身
オリジナルTシャツやハチマキを作ろうとすると、どうしても一人数千円のコストがかかってしまいます。学生にとって、その出費は痛いですよね。 一方、ボディペイントなら、数色の専用絵の具をみんなでシェアすれば、一人当たりの費用は数十円〜数百円程度で済みます。 「お金はかけられないけど、誰よりも目立ちたい」「ビフォーアフターの変化を楽しみたい」という願いを、圧倒的なコストパフォーマンスで叶えてくれる魔法のツールなのです。
「描いてあげる」時間が生む、特別なコミュニケーション
イベント当日、鏡を見ながら自分だけで準備をする…なんてことはありません。ボディペイントの醍醐味は、お互いの顔や腕に描き合う「わちゃわちゃ感」にあります。
「ちょっと動かないでよ〜(笑)」 「あ、失敗した!ごめん!」 「え、意外と上手くない?」
普段はあまり話さないクラスメイトとも、肌に触れ合いながら自然と会話が生まれます。完成した姿だけでなく、その準備プロセス自体がチームの結束力を高める最高のアイスブレイクになるのです。この時間に生まれた絆が、その後の競技や応援の熱量を一段階上げてくれることは間違いありません。
大人数でもスムーズ!簡単&映えるデザインアイデア5選
人数が多い場合、凝ったデザインは避けるのが無難です。時間がかかりすぎてスタートに間に合わなかったり、技術の差が出てしまったりするからです。「誰でも描けて、並ぶと壮観」なデザインを選ぶのが成功の秘訣です。
1. 闘争心むき出し!「ウォーペイント風」ライン
スポーツイベントで最も定番かつカッコいいのがこれ。指に絵の具をとり、頬に太めのラインを2〜3本、勢いよく引くだけです。
- 赤組: 赤と白のラインで情熱的に
- 青組: 青とシルバーラメでクールに 筆すら不要で、一人30秒で完了します。シンプルですが、全員で並ぶと部族のような強い団結力を感じさせ、相手チームへの威圧感(?)もバッチリ演出できます。
2. マスキングテープで作る「背番号・イニシャル」
腕や脚に、自分の出席番号やイニシャルを描くのも人気です。でも、フリーハンドだとガタガタになりがちですよね。そこで活躍するのが「マスキングテープ」です。
- テープで文字の形(「1」や「A」など)を肌に貼る(白抜きしたい部分)。
- その上からスポンジで絵の具をポンポンと広めに塗る。
- 乾く前にテープをペリッと剥がす。
これだけで、まるでプリントしたかのような美しい文字が浮かび上がります。不器用さんでも失敗知らず!クラス全員の背番号が並んだ後ろ姿の写真は、卒業アルバムの表紙候補になること間違いなしです。
3. 100均シール×ちょい足しアレンジ
「どうしても絵心に自信がない…」という場合は、100円ショップのタトゥーシールやフェイスシールをメインに使いましょう。 シールを貼った周りに、チームカラーの点を打ったり、キラキラのラインストーンを付け足したりするだけで、一気にオリジナリティが出ます。ベースがシールなのでクオリティが均一になり、「私のだけ変なんだけど…」という不満も出ません。運営係の負担も激減する賢い方法です。
4. 写真映え最強!「ほっぺハート」&「キラキラそばかす」
女子チームにおすすめなのが、頬の高い位置にハートを描いたり、大粒のグリッターをそばかすのように散らすデザイン。 太陽の光を浴びてキラキラ輝くので、スマホで自撮りをした時の盛れ具合が半端ではありません。可愛らしさを残しつつイベント感を出したい時にぴったりです。
5. チームカラーで統一「アイブロウ&リップ」
顔全体を塗らなくても、眉毛(アイブロウ)や唇(リップ)だけをチームカラーにするのもおしゃれです。 例えば、青組なら青い眉毛、黄色組なら黄色のリップなど。普段のメイクではあり得ない色を使うことで、一気に非日常感が漂います。マスクをしていても目立つので、今の時代にも合った楽しみ方と言えるかもしれません。
汗・摩擦に負けない!長時間キープの鉄則
体育祭や応援合戦は、汗だくになるのが大前提。途中でドロドロに溶けてホラー映画のようにならないよう、事前の対策が命運を分けます。
1. 「アクリル絵の具」は絶対NG!専用品を使う
ここだけは絶対に守ってください。美術に使うアクリル絵の具やポスターカラーは、乾くとパリパリに割れて剥がれてきますし、何より肌への負担が大きく、落とすのも大変です。 必ず**「フェイス&ボディペイント専用」**のものを使いましょう。最近は100円ショップやバラエティショップでも手軽に手に入ります。
- 汗っかきさん向け: 油性のスティックタイプや、アルコールで落とすタイプ。
- 手軽さ重視: 乾くとゴム状の膜になり、ペリッと剥がせる「ミラクルペイント」などのタイプ(水なしで落とせるので屋外イベントに最適)。
2. 描く前の「油分オフ」が持ちを左右する
化粧崩れと同じ原理です。肌に日焼け止めや皮脂の油分が残っていると、ペイントが密着せずすぐにヨレてしまいます。 描く場所(頬や腕)をウェットティッシュでしっかり拭き、水分を飛ばしてから描きましょう。このひと手間で、持ち時間が数時間変わります。
3. ベビーパウダーで「無敵コーティング」
ペイントが乾いた後、上からベビーパウダーを軽くはたいておくと、表面がサラサラになり、服への色移りや摩擦による剥がれを防げます。「なんかプロっぽい!」と周りに自慢できる裏技テクニックです。
先生に怒られないために!片付けのマナーと注意点
「立つ鳥跡を濁さず」。楽しんだ後の片付けまでがイベントです。ここを適当にやると、来年から禁止になってしまうかも…?
トイレの手洗い場占拠はトラブルの元
これが一番よくあるトラブルです。数十人が一度にトイレの手洗い場で顔を洗い、洗面台が絵の具まみれになって他の人が使えない…。これは絶対に避けましょう。 基本的に、学校や公共施設の洗面台でペイントを落とすのはNGと考えておくのが無難です。
「拭き取りシート」で教室完結がスマート
おすすめは、メイク落としシート(クレンジングシート)を大量に用意しておくこと。教室や更衣室で各自拭き取り、ゴミをまとめて捨てるスタイルなら、水場を汚さず誰にも迷惑をかけません。 「剥がせるペイント」を使った場合も、剥がしたカスは必ずゴミ箱へ。床に落ちたままだと掃除が大変です。
まとめ:その一体感は、一生モノの宝物になる
たかがボディペイント、されどボディペイント。 全員で同じ色を肌に乗せた瞬間、クラスの中にあった小さな壁が消えて、不思議と心が通じ合うような感覚になれるから不思議です。
「みんなでバカやったよね」 「あの時の写真、今見ても笑えるよね」
そんな風に何年経っても語り合える思い出を作るのに、難しい準備や高いお金はいりません。必要なのは、数百円の絵の具と、ちょっとした遊び心だけ。 今年のイベントは、恥ずかしがらずに思いっきり顔をキャンバスにして、仲間との絆を色鮮やかに刻んでみませんか?その熱狂と笑顔は、きっと優勝トロフィー以上の価値があるはずです。
