【保存版】絵心がなくても大丈夫!初心者でもプロ級に見える人気ボディペイント図案&簡単デザイン集

「ボディペイントをしてみたいけど、絵を描くのが苦手……」
「何を描けばいいのか思いつかない」
そんな風に悩んで、筆を手に取るのをためらっていませんか?実は、肌に描くボディペイントは、紙に描く絵とは少し勝手が違います。
複雑なデッサン力よりも、「単純な形の組み合わせ」や「配置のバランス」の方がずっと重要なんです。
つまり、丸や三角、線さえ描ければ、誰でも驚くほど可愛いアートを作ることができるのです。
この記事では、世界中のイベントで愛されている「絶対に外さない鉄板モチーフ」を厳選し、初心者でも3ステップで描ける簡単な描き方を図案として解説します。
これを読めば、あなたの腕や頬が、あっという間に素敵なキャンバスに早変わりしますよ!
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描く前に知っておきたい!肌に描く時の「3つのコツ」
いきなり描き始める前に、失敗しないための心構えを少しだけ。肌は曲面で、しかも動くものです。紙と同じ感覚で描くと「あれ?」となってしまいます。
1. 「小さすぎ」は失敗のもと
初心者がやりがちなのが、自信がなくて小さくこじんまりと描いてしまうこと。 でも、遠くから見たり写真を撮ったりした時、小さい絵は「シミ」のように見えてしまいがちです。思い切って「500円玉以上」のサイズを目指して描きましょう。大きく描く方が筆も動かしやすく、線のブレも目立ちません。
2. 複雑な線より「塗りつぶし」
細い線でキャラクターの輪郭を描こうとすると、肌の凹凸に筆を取られてガタガタになってしまいます。 最初は、中を塗りつぶす「シルエット(影絵)」のようなデザインや、筆の太さを活かした面で構成するデザインがおすすめです。これならテクニックいらずで、パキッとしたプロっぽい仕上がりになります。
3. 角を丸くすると肌に馴染む
人間の体には直線がほとんどありません。そのため、定規で引いたような四角や三角よりも、少し丸みを帯びたデザインの方が肌に自然に馴染みます。 星を描く時も、角を少し丸くするだけで、柔らかく可愛らしい印象になりますよ。
【初級編】誰でも描ける!鉄板モチーフ5選と描き方
それでは、イベントで大人気の定番モチーフを、誰でも描けるように分解して解説します。
1. アレンジ自在の「ハート」
基本中の基本ですが、一番使えるモチーフです。
- 描き方: 筆を肌に押し付けて、少し斜め下にスッと引きます(涙型)。反対側からも同じように引いて、下で繋げれば完成。筆の腹を使うのがポイントです。
- アレンジ: 4つのハートを中心に向かって並べれば「クローバー」に。5つ並べれば「お花(桜)」になります。ハートさえ描ければ、バリエーションは無限大です。
2. ポップで元気な「スター(星)」
一筆書きの星は難しいので、中を塗りつぶすタイプが簡単です。
- 描き方: まず「大」の字を描くイメージで、5方向に線を引きます。その線の先端同士を緩やかなカーブで繋いでいき、最後に中を塗りつぶします。これならバランスが崩れにくいですよ。
- アレンジ: 黄色い星の周りを、青や紫の点々で囲むと「魔法」のような雰囲気が出ます。
3. 華やかさNo.1の「フラワー(5枚花)」
丸い花びらのお花は、筆の形をそのまま利用します。
- 描き方: 丸筆(先の丸い筆)を使い、スタンプを押すようにポン、ポンと5回、円を描くように筆を置きます。最後に真ん中に違う色(黄色など)で点を打てば完成。10秒で描けます!
- アレンジ: 大小のお花を3つくらいまとめて描くと、花束のような豪華さが出ます。
4. おしゃれに見える「バタフライ(蝶)の羽根」
顔の半分(目尻)に描くハーフバタフライは、フェイスペイントの王道です。
- 描き方: 目尻を起点に、こめかみに向かって大きな「B」の字を書くように羽根の枠を描きます。中は塗りつぶさず、羽根の中に線やドットを入れて模様にします。
- アレンジ: 触角を描き足すと虫っぽくなりすぎるので、あえて羽根の模様だけで表現するのが今風のおしゃれポイントです。
5. 動物好きには「肉球」
簡単なのに、見た人の心を鷲掴みにするキラーコンテンツです。
- 描き方: 真ん中に大きめの逆三角形(角は丸く)を描きます。その上に、小さめの楕円を3つか4つ、アーチ状に並べます。
- アレンジ: ピンクで描けばラブリーに、黒で描けばクールに。自分の飼っているペットと同じ色にするのも楽しいですね。
【中級編】プロっぽく見せる「ちょい足し」魔法
メインのモチーフが描けたら、その周りに少し装飾を足してみましょう。これで一気に「落書き」から「アート」に昇格します。
「ティアドロップ(しずく)」を飛ばす
モチーフの周りに、水が跳ねたような「しずく型」を描き足します。 筆を置いて、スッと力を抜きながら引き抜くと綺麗な形になります。メインの絵から外側に向かって弾けるように配置すると、動きが出ます。
「ドット(点)」で囲む
絵の具のついた筆のお尻(柄の方)や、綿棒を使います。 モチーフの周りにポンポンと点を打つだけで、レースのような繊細な装飾になります。白の絵の具を使うと、光が輝いているように見えて特に綺麗です。
「渦巻き(ツタ)」で流れを作る
植物のツタのように、くるくるとした渦巻き線を足します。 ハートや星のモチーフ同士をこの線で繋ぐと、全体にまとまりが出て、広い範囲のアートに見せることができます。
どうしても描けない時の「秘密兵器」
「やっぱりフリーハンドは怖い!」という方も安心してください。道具に頼るのも立派なテクニックです。
100均の「ステンシルシート」
今は100円ショップのメイクコーナーや文具コーナーに、可愛いステンシル(型抜きシート)が売っています。 肌にシートを当てて、上からスポンジでポンポンするだけ。失敗知らずで、複雑なレース模様やアルファベットも完璧に描けます。
「マスキングテープ」で幾何学模様
肌にマスキングテープを適当に貼って、三角形や四角形の隙間を作ります。その隙間を好きな色で塗りつぶし、乾いてからテープを剥がすと……シャープなラインの幾何学アートの完成! クールで現代的なデザインになり、男性にもおすすめです。
まとめ:下手なんてない、味があるだけ!
ボディペイントに「正解」はありません。 線が少し歪んでも、左右非対称になっても、それが手描きの温かみであり「味」になります。
今回ご紹介した図案は、どれもシンプルな丸や線の組み合わせでできています。まずは紙の上で一度練習してみて、筆の感触を掴んだら、思い切って自分の腕に描いてみてください。 「あ、意外と描けるかも!」と思えたら、もうあなたは立派なボディペインターです。 好きな色、好きな形を自由に組み合わせて、世界に一つだけのオリジナルデザインを楽しんでくださいね!
