海外旅行のタトゥー隠し|寺院・プールで困らない持ち物とは
旅行のタトゥー隠しでいちばん失敗するのは、宿に着いてから貼ることです。
国民生活センターは2019年の注意喚起で、事前に腕の内側など目立たない部分で使用テストをするよう呼びかけています。
旅先で初めて使った肌色シートが浮いたり、赤みが出たりしても、そこには替えの品も皮膚科もありません。
温泉やプールの規則も施設ごとに違うので、予約の段階で確認しておく話です。
本記事では、出発前にやる使用テストと肌色合わせ、貼るタイプと塗るタイプの手順の差、浴場や海で縁が浮いたときの直し方を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
旅行のタトゥー隠しは、出発の3日前から準備する
旅先で困らない準備は、荷造りではなく肌のテストから始まります。
国民生活センターは、タトゥーシールやフェイスペイントは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないとしていて、事前に腕の内側などの目立たない部分で使用テストをすることをアドバイスに挙げています。
隠す側の製品も肌に貼る・塗るものなので、同じ考え方で扱ってください。
出発前にやること
- 目立たない場所で試す。腕の内側に小さく貼るか塗って、赤み・かゆみ・腫れが出ないかを見ます。旅先で異常が出ても受診先を探すところから始めることになります。
- 本番と同じ部位で1回通す。ふくらはぎや肩など、実際に隠す場所で貼って剥がすまでやります。関節やこすれる部位では結果が変わるので、腕の内側のテストだけでは仕上がりが分かりません。
- 肌色を屋外の光で確認する。室内の照明では合って見えても、日差しの下で色が浮くことがあります。
- 施設の規則を先に確認する。温泉・プール・ジムのタトゥーに関する規則は施設ごとに異なります。予約時に電話で伝えるか、公式サイトの利用規約を読んでおいてください。
肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないこと、というのも同センターのアドバイスに含まれています。日焼けした直後の肌も同じ扱いにして、その部分は布で覆う方法に切り替えてください。
貼るタイプと塗るタイプで、旅行中の手順が変わる
隠す製品は、肌色のフィルムを貼るタイプ、コンシーラーやボディファンデーションを塗るタイプ、スプレーで吹き付けるタイプ、アームカバーやインナーで覆うタイプ、テーピングで覆うタイプに分かれます。
旅行で持っていくものを決めるとき、まず貼るか塗るかを選んでください。
手順も、崩れたときの直し方も別になります。
貼るタイプの手順
皮脂と汗を拭き取ってから貼ります。
日焼け止めや保湿クリームが残っていると密着しないので、隠す部分だけは塗らずに置いてください。
位置を決めて端から押さえ、空気を抜きながら中央へ送ります。
ダイソーの「ファンデシート」のように肌色のシートを貼るものは、縁が段差になるので、フィルムの外周を指の腹でなじませて境目を目立たせないようにします。
塗るタイプの手順
ボディファンデーションやコンシーラーは、境目をぼかせるぶん縁の段差が出ません。
薄く重ねて、絵柄の外側1センチほどまで広げてから外周をぼかします。
一度で隠そうとして厚く乗せると、こすれた場所だけが剥げて不自然になるので、乾かしながら2〜3回に分けてください。
旅行中の塗り直しは短時間で済みます。
布で覆うタイプ
アームカバーやサポーター、長袖のインナーは、肌への負担がいちばん小さい選び方です。移動日や観光日はこれで通して、浴場や海だけ貼る・塗るものを使うという組み合わせにすると、肌に置く時間を短くできます。
旅行先で崩れる原因は、汗・湯・こすれの3つ
崩れ方には決まった順番があります。
まず縁が浮き、次にこすれた面だけが薄くなり、最後に絵柄が透けます。
旅行では汗をかく時間が長く、荷物のベルトが当たり、湯に浸かる。
この3つが重なるので、自宅で試したときより早く崩れると考えて予備を持ってください。
持ちの日数は製品の方式と部位、汗やこすれで変わります。
水に触れずこすれない部位なら数日残ることもありますが、防水をうたう製品でもこすれには弱いことがあるので、浴場のタオルや海の砂が当たる場面では日数の想定が通用しません。
湯に浸ける前提の対策は温泉でタトゥーを隠す方法で解説しています。
海に入る予定があるなら砂の影響が加わるので、海・水着でのタトゥー隠しのほうが条件に合います。
旅行中によくある失敗と、その場での直し方
縁が浮いて白く見える
浮いた部分を無理に押し戻しても戻りません。
貼るタイプなら、浮いた縁だけを小さく切り落とし、その上にコンシーラーを薄く重ねて境目をぼかします。
全体を貼り替えるより早く収まります。
汗で色が流れる
拭くと広がるので、押さえて水分だけ取ってから塗り直してください。
こするのは避けます。
汗が引かないうちに重ねても同じことが起きるので、日陰で数分待つ時間を作ります。
夏場の崩れ方は夏のタトゥー隠しが崩れる理由と対策で解説しています。
肌が赤くなった、かゆい
すぐに使用を中止してください。
同センターは、赤み・腫れ・かゆみ・痛み・刺激や黒ずみ等の異常がある場合は皮膚科医を受診するようアドバイスしています。
旅行中でも、その部位は布で覆う方法に切り替えて、同じ製品を貼り直さないことです。
肌色が合っていなかった
合わない色を重ね塗りしても近づきません。
少し暗めのものを薄く広げるほうが目立ちません。
日焼けで色が変わる旅行では、明るめと暗めを1つずつ持っていく形にしてください。
旅行に持っていく道具と、代用が利くもの
| 持ち物 | 役割 | 代用 |
|---|---|---|
| 隠す本体(貼る・塗る) | 必須。予備を含めて2回分以上 | 代用なし |
| ウェットティッシュ | 貼る前の皮脂と汗の拭き取り | 洗って乾かすだけでも足ります |
| 小さいはさみ | 浮いた縁の切り落とし、サイズ調整 | 宿の備品を借りる |
| アームカバーやインナー | 移動日の覆い、崩れたときの避難先 | 長袖のシャツ |
| 手鏡 | 背中や肩の位置確認 | 同行者に見てもらう |
除光液やアルコールで強くこすって落とす方法は勧めません。
落とすときは製品の使用方法に書かれた手順に従ってください。
使用方法、剥がし方、対象年齢、使用上の注意をよく読んでから使うことも、同センターのアドバイスに入っています。
旅行の日程から、貼り替えるタイミングを決める
頻度は日数ではなく、水に触れる回数で数えてください。
浴場に入るたび、海やプールに入るたびに1回と考え、その回数ぶんの予備を持つと足ります。
1泊2日で入浴が2回なら2回分、3泊で毎日入るなら4回分は見ておく計算です。
貼るのは出かける直前ではなく、部屋を出る20分ほど前にしてください。
貼った直後は密着が弱く、服を着るときにずれます。
塗るタイプも同じで、乾く前に衣類が触れると移ります。
夜に浴場へ行くなら、夕食前に貼っておくとその時間が取れます。
長湯の予定があるなら製品の向き不向きが分かれるので、温泉向けタトゥー隠しの選び方で解説しています。
よくある質問
隠しておけば温泉に入れますか
入れるとは決まっていません。
温泉・プール・ジムのタトゥーに関する規則は施設ごとに異なり、覆っていても利用を断られることがあります。
予約の電話で伝えるか、公式サイトの利用規約を確認してください。
貸切風呂や客室風呂のある宿を選ぶという方法もあります。
プールでも同じものが使えますか
塩素と水流が加わるので条件が変わります。プール特有の崩れ方と対策はプールでのタトゥー隠しで解説しています。
何日も貼ったままにしていいですか
貼ったままにする時間は短くしてください。
国民生活センターのテストでは、タトゥーシール3銘柄からホルムアルデヒドが検出され、長時間の接触または接触の繰り返しにより皮膚刺激またはアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると評価されています。
隠す製品も肌に置くものなので、必要な時間だけ使い、部屋にいる間は外す形にしてください。
子どもの旅行にも使えますか
子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、皮膚障害が発生する可能性があるため注意が必要だと同センターは述べています。使う場合は成分表示と対象年齢を確認し、少量で試してから判断してください。
荷物を減らしたいのですが
塗るタイプ1つとアームカバーの組み合わせがかさばりません。
塗るものは面積の調整が利き、崩れても上から重ねられます。
移動中はアームカバーで覆っておけば、隠す製品を使う回数そのものが減ります。
まとめ
旅行のタトゥー隠しは、出発前に腕の内側と本番の部位で試しておくかどうかで結果が変わります。
貼るタイプは縁の段差、塗るタイプは厚塗りの剥げが崩れの始まりなので、浴場や海に入る回数ぶんの予備を用意しておけば、旅先で困ることはほとんどありません。
施設の規則は覆えば通るというものではないので、予約の時点で確認しておいてください。
ぜひ本記事の出発前テストと入浴回数からの予備の数え方を参考に、荷造りの前に肌で一度試してください。



