顔にタトゥーシールを貼るときの注意点|肌が薄い場所の扱い
顔にタトゥーシールを貼りたいけれど、目や口に近い場所に貼って大丈夫なのか不安。
そもそもどのくらいの大きさなら浮かないのか分からない。
そういう状態で検索した方に向けて書いています。
結論から言うと、顔は小さく、端に、色数を絞って貼るのが失敗しにくい選び方です。
そしてもう一つ。
顔は体のどこよりも皮膚が薄く、目や口といった粘膜が近い場所です。
貼る前のパッチテストと、製品の注意表示の確認を省かないでください。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
顔のタトゥーシールで失敗しないための2つの要点
要点は2つだけです。
- 目・鼻・口の周りは避け、頬骨の外側やこめかみなど、平らで動きの少ない面に置く
- 貼る前に腕の内側などでテストし、赤みやかゆみが出ないか確認する
1つ目はデザインの話、2つ目は安全の話です。どちらも省くと結果が読めなくなります。
安全の話を先に片付けます。国民生活センターが2019年9月18日に公表した「タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!
」では、タトゥーシールやフェイスペイントは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないと指摘されています。インターネットで販売されていた20銘柄のテストでは、20銘柄中12銘柄に日本語表示がなく、日本語表示のあった8銘柄のうち皮膚に関する注意表示があったのは5銘柄でした。
また、タトゥーシール3銘柄とフェイスペイント等1銘柄からホルムアルデヒドが検出されています。検出濃度では直ちに皮膚刺激を起こすほどではないものの、長時間の接触や接触の繰り返しにより皮膚刺激やアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると考えられる、とされています。
同センターは、事前に腕の内側などの目立たない部分で使用テストをすること、肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないことを挙げています。
顔は隠しようがない場所です。
テストは腕でやってください。
顔に貼るタトゥーシールのサイズの決め方
顔で使えるサイズは、体に貼る場合よりずっと小さくなります。
目安は目の横幅より小さいこと。
目尻から髪の生え際までの距離を思い浮かべると、そこに収まる大きさが上限です。
面積が広いほど「浮く」理由
顔は常に動きます。
笑えば頬が上がり、話せば口元が引き上がる。
シールの面積が広いほど、その動きにフィルムがついていけず、縁が白く浮きます。
腕や背中に貼るときの選び方で通用する大判サイズを、そのまま顔に持ち込まないでください。
小さい柄を複数に分けるという手
大きさが欲しいときは、1枚を大きくするのではなく、小さい柄を2〜3個に分けて散らします。
1つあたりの接着面が小さくなるので、頬の動きにも追従しやすくなります。
見た目のボリュームも出ます。
配置の決め方|顔のどこなら動かないか
顔の中で比較的動きが少ないのは、こめかみ、頬骨の上、眉尻の外側、あご先です。
逆に動きが大きいのは口角の周り、鼻の脇、まぶた。
ここは避けます。
目・口の周りには近づけない
目と口は粘膜です。国民生活センターのテストでは、配合成分が表示されていた8銘柄のうち1銘柄に化粧品への配合が認められていないタール色素の表示があり、2銘柄には粘膜に使用されない化粧品にのみ配合可能な色素の表示がありました。
何が入っているか読み取れない製品もあるという前提で、粘膜からは距離を取ってください。汗や涙で溶けた色が目に入る可能性も考えます。
骨の上を選ぶ
頬骨やあごのラインなど、骨が皮膚のすぐ下にある場所は面が安定しています。
柔らかい頬の中央より、骨の上のほうが密着します。
首すじに続けて入れたい場合は、首まわりの貼り方の注意点も合わせて確認しておくと配置を決めやすくなります。
髪やマスクとの関係
こめかみに貼ると髪がかかります。
あご先はマスクで隠れます。
「誰に見せたいか」で位置は変わる、と考えてください。
正面から見せたいなら頬骨の外側、横顔で見せたいならこめかみです。
色数と線の太さで顔の見え方は変わる
顔は面積が狭いので、情報量を詰めると潰れます。
線は細く、色数は1〜2色
細い黒線1色のデザインは、離れて見ると輪郭が肌になじみます。
逆に太い線や3色以上の柄は、狭い面積の中で色同士が接近し、遠目には塊に見えます。
顔で細部を見せたいなら、線を細くして余白を残すほうが有利です。
肌との明度差
肌の色と柄の色の明るさの差が大きいほど、輪郭がはっきり出ます。
強く見せたいなら黒。
なじませたいなら、肌よりわずかに暗い茶系や、彩度の低い色を選びます。
同じ柄でも明度差だけで印象が変わります。
| 狙い | 色数 | 線の太さ |
|---|---|---|
| 目立たせたい | 黒1色 | やや太め |
| なじませたい | 低彩度1色 | 細め |
| 複数箇所に散らす | 1〜2色で統一 | 細め |
なお、著作権のあるキャラクターやロゴを写した柄は選ばないでください。
顔のタトゥーシールは剥がれやすい|水・こすれ・皮脂
顔は剥がれやすい部位です。理由は3つあります。
まず皮脂。
額や鼻の周りは皮脂が多く、粘着面が浮きやすくなります。
次に洗顔。
1日に何度も水とこすれが加わります。
そしてマスクや髪。
あご先や頬に貼ると、布と髪が終日こすり続けます。
貼る前に、その場所の油分をしっかり落としておくこと。
日焼け止めや下地の上には貼らないこと。
この2つで持ちがかなり変わります。
それでも顔は、指先ほどではないにせよ、腕や背中より早く傷みます。指先の扱いは指に貼るときの選び方で触れている考え方と共通します。
「何日もつか」は製品と肌質で変わるため、日数では言えません。大事な予定の当日に貼り直す前提で考えたほうが確実です。
顔に貼る前に確認すること
- 使用方法、剥がし方、対象年齢、使用上の注意を読んでから使う
- アレルギー体質の人は成分表示をよく確認する
- 肌に傷や湿疹などの異常があるときは使わない
- 腕の内側などでテストしてから顔に使う
これらはいずれも国民生活センターが消費者へのアドバイスとして挙げている内容です。金属アレルギーについても触れられており、陽性率が高い金属として金、ニッケル、水銀、クロム、コバルトが知られているとしたうえで、テストではクロムが2銘柄、コバルトが9銘柄から検出されています。
赤み、腫れ、かゆみ、痛み、刺激、黒ずみなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止して皮膚科医を受診してください。
よくある質問
子どもの顔に貼っても大丈夫ですか
国民生活センターは、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く皮膚障害が発生する可能性があるため注意が必要としており、子どもに使用する場合はより注意するようアドバイスしています。対象年齢の表示を確認し、腕でのテストを必ず行ってください。
眉の位置に貼るタイプのものはありますか
「眉毛タトゥーシール」という名称の商品は流通しています。
ただし目に近い位置になるため、粘膜から距離を取り、目に入らないよう扱ってください。
取扱いは店舗により異なります。
顔に貼ったまま温泉やプールに行けますか
施設ごとに規則が異なります。
タトゥーやシールの扱いは施設によって判断が違うので、必ず事前に規則を確認してください。
また、長時間の入水はシールを傷めます。
足や足首に貼る場合の注意点と同様、水に触れる場面は持ちが落ちる前提で考えてください。
まとめ
顔に貼るなら、まず腕の内側でテストしてください。
デザインを選ぶのはその後です。
合わなかった製品を顔に貼ってからでは、隠す場所がありません。
胸元に貼る場合の考え方と違い、顔は服で覆えないという前提を忘れないでください。
