プールでタトゥーシールは落ちる?水に強くする貼り方とは
プールから上がったら、タトゥーシールの縁だけが白く浮いていました。
原因は水に浸かったことよりも、ビート板や浮き具、プールサイドのタイルとこすれた面から削れていくことです。
防水をうたう製品でも、こすれに対しては弱いままです。
そのため、貼る前に決めるのは絵柄ではなく「水中で何とも当たらない場所はどこか」になります。
国民生活センターは2019年9月、タトゥーシールは化粧品のように安全性の基準が定められた製品ではないと注意を呼びかけてもいます。
本記事では、水で転写するタイプの貼り方と乾かす時間・ダイソーの乾式タトゥーシールで変わる手順・プールの利用規則の確認先を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
プールで使うタトゥーシールは、水に入る前に乾かしきる
水で転写するタイプは、次の順番で貼ります。それぞれの動作に理由があるので、飛ばすと水中で結果が変わります。
- 貼る場所を石けんで洗い、水気を完全に拭く。日焼け止めやボディクリームの油分が残っていると、インクが肌に移らずに台紙側へ戻ります。
- 保護フィルムを剥がし、絵柄の面を肌に伏せる。この時点の位置がそのまま最終位置になります。
- 濡らしたスポンジかタオルを台紙の上から押し当て、数十秒動かさない。ずらすと絵柄が二重にぶれます。
- 台紙の端を少し持ち上げ、転写できているか見ながらゆっくり離す。移っていない部分があれば、そこだけ台紙を戻してもう一度湿らせます。
- 表面が乾くまで置き、触らない。待ち時間は製品の説明に従ってください。乾く前に水へ入ると、縁から溶けるように流れます。
日焼け止めを塗る順番も決まります。
先にシールを貼って乾かし、そのあと周囲の肌にだけ塗ってください。
シールの上に塗ると、手のひらでこする動作がそのまま摩擦になります。
乾式タトゥーシールは、位置決めが一度で終わる
ダイソーの商品名にある「乾式タトゥーシール」のように、水を使わないタイプもあります。
見分け方は簡単で、パッケージの使用方法に水で濡らす工程が書かれているかを見てください。
書かれていなければ乾式です。
乾式は台紙から直接貼るので、乾かす待ち時間がありません。
更衣室で貼ってすぐ入水できるのは乾式の利点で、そのかわり押し当てた瞬間に位置が確定します。
曲がったまま貼ってしまったら剥がしてやり直せますが、その絵柄はもう使えません。
水中でのこすれに対する弱さは、水転写でも乾式でも変わりません。
どちらを使うにしても、脇腹や太ももの内側のように腕や浮き具が繰り返し当たる場所は避けてください。
汗で緩む場面の考え方はライブ・フェスでの汗対策で解説していますが、プールでは汗より摩擦のほうが大きく作用します。
手順を省くと、プールで絵柄が半分だけ残ります
いちばんの実害は、欠けた絵柄を元に戻せないことです。
台紙にインクは残っていないので、遊泳中に気づいても修復できません。
輪郭の半分だけが残った状態は、絵柄ではなく肌の汚れに見えます。
タトゥーを隠す目的で貼っていた場合は、隠せていない状態のまま人前に出ることになります。
縁だけが白く浮く
脱脂が足りていないか、乾く前に水へ入ったかのどちらかです。その日はもう直せないので、浮いた縁を無理に引っぱらず、上からアームカバーで覆うか、貼り替えられる予備で対応してください。
絵柄が台紙側に残った
水の量が足りず、押し当てる時間が短かったときに起きます。
まだ台紙が肌に触れているうちなら、その部分だけ再度湿らせて押さえ直せます。
完全に離してしまったあとでは戻りません。
当たる面から削れていく
肘・膝・手首の甲側は、水をかき分ける動作でいちばん摩擦を受けます。同じ絵柄でも、肩の上側や肩甲骨のあたりに移すだけで削れ方が変わります。
貼った場所が赤くなった
すぐに使用を中止してください。
国民生活センターのテストでは、タトゥーシール3銘柄からホルムアルデヒドが検出され、長時間の接触や接触の繰り返しでアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると評価されています。
赤み・腫れ・かゆみ・痛みが続く場合は皮膚科医に相談してください。
持っていく道具と、代用が利くもの
水で転写するタイプに必要なのは、水・押し当てるスポンジ・拭き取る乾いたタオル・脱脂用の石けんの4つだけです。
スポンジがなければハンドタオルを濡らして固く絞れば足ります。
水は更衣室の洗面台のもので問題ありません。
加えて用意しておくと違うのが、同じ絵柄の予備です。
貼り直しはできますが使った1枚は再利用できないので、予備がないと失敗した時点で終わります。
広い面積を1枚で貼る場合は、位置合わせの難易度が上がるぶん予備の意味も大きくなります。
大きめの絵柄を体の曲面に沿わせる考え方はコスプレでの再現度を上げる方法で解説しています。
貼るタイミングと、落とすまでの目安
自宅で貼ってから出かけるか、現地で貼るかで結果が変わります。
自宅で貼ると乾かす時間を十分に取れる一方、移動中の衣服のこすれで水に入る前から削れはじめます。
現地の更衣室で貼れば移動の摩擦はありませんが、乾かす数分を確保できるかを見ておいてください。
どれくらい残るかは製品と部位で変わるので、日数では見積もれません。
水に触れずこすれない部位なら数日残ることがあるものの、プールはその条件と正反対です。
1回の遊泳で縁が欠けはじめることも起こります。
落とすときは、石けんとぬるま湯を使うか、製品の説明にある方法に従ってください。
除光液やアルコールを含ませて強くこする方法は、肌への負担が大きいので勧めません。
同じ場所へ連日貼り重ねるのも、接触の繰り返しになるので避けてください。
プールの利用規則は、施設ごとに違います
タトゥーシールであっても、入場を断られる可能性は残ります。
プールでは離れた位置から見て刺青と区別されないため、規則の運用が施設ごとに分かれるからです。
市営プール、レジャー施設、ホテルの屋外プールで扱いは揃っていません。
確認先は3つあります。
公式サイトの利用案内または利用規約でタトゥーに関する記述を探すこと、予約が必要な施設なら予約時に電話で聞くこと、当日は受付でシールであると申告することです。
覆えば入れると決まっているわけではないので、当日の受付で判断を仰ぐ前提で動いてください。
入浴施設側の考え方は温泉で剥がすべきかどうかの判断で解説しています。
よくある質問
防水と書かれたタトゥーシールなら、プールで落ちませんか
水が入り込むことには強くても、こすれで削れる性質は残ります。
落ちないと考えて摩擦の多い部位に貼ると、防水表記の製品でも縁から欠けます。
貼る場所を選ぶことが先です。
塩素の入った水は影響しますか
塩素そのものの作用については、製品ごとのデータが公表されていません。長く浸かるほど縁が緩みやすくなるという点は、水の種類にかかわらず共通します。
子どもに貼っても大丈夫ですか
国民生活センターは、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く皮膚障害が発生する可能性があるため注意が必要としています。傷や湿疹がある肌には貼らず、事前に腕の内側など目立たない部分で試してから使ってください。
タトゥー隠しのシートをプールで使えますか
ダイソーの「ファンデシート」のように肌色のシートを貼るタイプは、縁が段差になるので水中では浮きやすくなります。
塗るボディファンデーションは水で流れます。
隠す面積が広いなら、アームカバーやラッシュガードなど布で覆うタイプのほうが水中の摩擦に耐えます。
まとめ
プールでタトゥーシールを使うときに結果を左右するのは、脱脂と乾かす時間、そして浮き具や腕が当たらない場所を選ぶことです。
水転写と乾式のどちらでも摩擦には弱いままなので、予備の1枚を持っておくと当日の選択肢が残ります。
ぜひ本記事の貼る手順と施設への確認の仕方を参考に、当日を予定どおり過ごしてください。



