SHARE:

腕のタトゥーシールの選び方|曲がる部位で剥がれない配置

半袖から出した二の腕にタトゥーシールを貼って出かけると、夕方には絵柄の端だけが白く浮いていることがあります。腕は肘の曲げ伸ばしと袖のこすれが一日中続く場所なので、同じ製品を使っても、背中や鎖骨より早く欠けます。

ダイソーの商品名にある「乾式タトゥーシール」のように水を使わないタイプは、貼る作業が速く済むかわりに、台紙を離した位置から動かせません。

腕は面積が広く、貼れる場所の候補も多いので、どこに置くかを決めてから買うと失敗が減ります。

本記事では、肘と袖のこすれで絵柄が欠ける仕組み・二の腕と前腕で変わる絵柄サイズの決め方・当日いつ貼るかの段取りを解説します。

タトゥーシールLab編集部

「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

腕のタトゥーシールが早く欠ける理由は、肘の曲げ伸ばしと袖のこすれ

腕は、体の中でもよく動く部位です。

肘を曲げれば内側の皮膚は縮み、外側は伸びるので、その上に貼ったインクの膜には毎回引っぱりがかかります。

膜そのものは伸び縮みしないため、繰り返し曲げた場所から細かいひび割れが入り、そこを起点に端が浮いていきます。

袖の縁が当たる位置は摩耗が集中する

Tシャツの袖口は、ちょうど二の腕の下側から肘の上あたりに落ちます。

腕を振るたびに布の縁が同じ線をこするので、絵柄がその線をまたいでいると、横一直線に色が薄くなります。

ノースリーブや腕まくりで一日過ごすなら関係のない話ですが、当日の服が決まっていない段階では、袖が動く範囲の外に絵柄を置くほうが結果が安定します。

バッグのショルダーベルトが乗る位置も同じ理由で削れます。

汗と日焼け止めが残っていると最初から密着しない

腕は日焼け止めを塗る面積が広く、しかも塗り直しをする場所です。

油分が残った肌にシールを重ねると、貼った直後は問題なく見えても、体温で温まった時点で縁からめくれ始めます。

貼る前に石けんで洗って水分を拭き取り、日焼け止めは貼る場所を避けて塗ってください。

虫よけスプレーも同じように油分と溶剤を含みます。

二の腕と前腕で変わる、腕に貼るタトゥーシールのサイズの決め方

パッケージのサイズ表記が台紙全体の寸法なのか、絵柄そのものの寸法なのかは、メーカーによって違います。

台紙の数字を頼りに買うと、余白のぶんだけ絵柄が小さく、思ったより貧弱に見えることがあります。

貼りたい場所の平らな範囲をメジャーで測り、絵柄の実寸と見比べるところから始めてください。

位置面の状態向く絵柄
二の腕の外側平らな範囲が広く、曲がりも少ない横幅のある柄、複数の要素が入った柄
前腕の外側細長く、手首に向かって細くなる縦に長い柄、細めのライン
肘の周辺曲げると大きく伸縮するまたがせない。上下どちらかに寄せる
手首寄り手洗いで水がかかる小さめの柄

前腕は円周が小さいので、幅の広い絵柄を回すと、外側と内側で歪みが出ます。

腕の中心線から左右に指2本ぶんくらいまでを平らな面と考えて、そこに収まる幅を選ぶと歪みません。

手首に寄せて貼る場合の寸法は手首のタトゥーシールの選び方で解説しています。

肘をまたぐ大判の絵柄は、腕では欠けやすい仕様

腕は面積があるので、大判の一枚柄を選びたくなります。

ただし1枚のフィルムが大きいほど、どこか1点が浮いた時点で全体が引っぱられて剥がれます。

同じ範囲を埋めたいなら、小さな絵柄を数枚に分けて配置したほうが、1枚が欠けても残りが持ちます。

極端に細い線だけで構成された柄も、腕では不利です。

線が細いぶん、ひび割れが1本入っただけで途切れて見えます。

逆に面で塗られた柄は、端が少し欠けても絵柄として成立します。

防水をうたう製品についても、水をはじく力とこすれへの強さは別のものです。

汗や水で流れにくくなっていても、タオルで拭う動作には勝てません。

腕は無意識にタオルをかける場所なので、水に触れる予定があるなら、押さえて水気を取る前提で考えてください。

大判の柄を扱うときの手順そのものは背中のタトゥーシールの貼り方で解説しています。

当日いつ貼るか、腕のタトゥーシールの段取りと持ち物

水で転写するタイプは、台紙を離してから表面が落ち着くまで少し時間がかかります。

家を出る直前に貼って、その手で袖を通すと、まだ弱い状態の膜を布でこすることになります。

出発の30分前までに貼り終えて、それまでは腕を出したままにしておくと、服を着るときの摩擦を避けられます。

貼ってすぐは触らない

転写できたか気になって指でなぞると、その部分だけ色が薄くなります。

位置がずれた場合は、貼った直後であれば剥がしてやり直せますが、その絵柄はもう使えません。

同じ柄が複数枚入ったシートを選ぶか、予備を1枚多く用意しておくと、やり直しの余地ができます。

外出先で欠けたときの選択肢

欠けた部分に上から新しいシールを重ねても、境目が段差になって余計に目立ちます。

持ち出すなら、欠けた絵柄を落として貼り替える前提で、同じ柄の予備と、ベビーオイルなどの油分を少量持つ形が現実的です。

除光液やアルコールで強くこするやり方は、肌への負担が大きいので選ばないでください。

手洗いの回数が多い日の対処は指のタトゥーシールの落ちにくくするコツで解説しています。

汗・海水・長袖、腕で想定する場面ごとの備え

ライブやフェスで一日汗をかく

汗は水分だけでなく塩分と皮脂を含むので、水に濡れるより縁がゆるみやすくなります。

腕を上げ続ける場面では、袖や隣の人の腕が当たる二の腕の外側より、比較的当たりの少ない前腕の内側寄りに置くと残りやすいです。

汗を拭くときは、こすらず押さえてください。

海やプールで水に触れる

塩水と塩素はどちらもフィルムの縁を白くふやかします。

持ちを断定はできませんが、水に入る時間が長いほど早く崩れると考えて、当日の午前に貼るか、崩れた状態のまま過ごすかを先に決めておくと落ち着きます。

あわせて、施設のタトゥーに関する規則は場所ごとに違うので、絵柄のあるシールを貼って入る前に、その施設の利用規約を確認してください。

逆に腕のタトゥーを隠したい場合

腕にある本物のタトゥーを覆う目的なら、絵柄のタトゥーシールではなく、肌色のフィルムを貼るタイプ、塗るタイプのボディファンデーションやコンシーラー、布で覆うアームカバーやインナーのどれかを選びます。

塗るタイプは境目をぼかせるので段差が出ませんが、こすれで移りやすい。

貼るタイプは縁が段差になるかわりに、面でしっかり隠れます。

温泉や大浴場に入る予定なら、覆えば入れると決まっているわけではないので、予約の時点で施設に問い合わせて、規則を確かめてください。

貼る前に確認したい、タトゥーシールと肌の相性

国民生活センターは2019年9月18日の公表資料で、タトゥーシールやフェイスペイントは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないとしています。

同センターが通販で販売されていたタトゥーシール11銘柄とフェイスペイント等9銘柄の合計20銘柄をテストした結果では、20銘柄のうち12銘柄に日本語表示がなく、タトゥーシール3銘柄からホルムアルデヒドが検出されました。

検出濃度では直ちに皮膚刺激を起こすほどではないものの、長時間の接触や接触の繰り返しでアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると考えられる、という評価です。

腕の内側は目立たないので、同センターがアドバイスしている事前の使用テストをする場所として使えます。

傷や湿疹、日焼け直後の肌には貼らないでください。

子どもの皮膚は大人より表皮が薄いため、より注意が必要とされています。

貼ったあとに赤み・腫れ・かゆみ・痛みなどが出た場合は、すぐに使用をやめて皮膚科を受診してください。

金属アレルギーのある人やアレルギー体質の人は、買う前に成分表示を確認してください。

よくある質問

腕に貼ったタトゥーシールは何日くらい残りますか

製品の方式と、貼った位置、汗やこすれの量で変わるため、日数は言い切れません。水に触れず、袖や荷物が当たらない場所であれば数日残ることがありますが、肘の近くや袖口の線上では当日のうちに欠けることもあります。

貼った上から日焼け止めを塗ってもいいですか

塗り広げる動作でフィルムをこするので、絵柄の上は避けて周囲に塗る形になります。腕を長時間出す予定で日焼けが気になる場合は、絵柄の面積を小さくして、周りを塗れる余地を残す配置にしてください。

汗をかいたらすぐ落ちますか

汗そのもので絵柄が一気に消えるわけではなく、縁から少しずつゆるんでいきます。落ちる速さを決めているのは汗より摩擦なので、拭うときにタオルを往復させず、押し当てて水分を取ると崩れにくくなります。

絵柄のタトゥーシールで本物のタトゥーを隠せますか

絵柄入りのシールは色も形も透けやすく、下の図柄が浮いて見えることがあります。

隠す目的であれば、肌色のフィルムを貼るタイプや塗るタイプのように、肌の色に合わせた製品のほうが用途に合います。

足首やふくらはぎを覆う場合の考え方は足・足首のタトゥーシールの選び方で解説しています。

まとめ

腕でタトゥーシールが崩れる原因は、肘の伸縮と、袖口やベルトが同じ線をこすることにあります。

二の腕の外側なら横幅のある柄、前腕なら細長い柄と考え、肘をまたがせないことと、大判一枚より小さめの柄を分けて配置することで、欠けたときの被害が小さくなります。

貼るのは出発の30分前までに済ませ、同じ柄の予備を1枚持っておくと、当日の直しが利きます。

ぜひ本記事の位置とサイズの決め方を参考に、当日の服と行き先から逆算して選んでください。

あなたへのおすすめ