消えないタトゥーシールを比較|2週間タイプの実際の持ち
通販の検索窓に「2週間消えないタトゥーシール」と入れると、水で貼るシールと、塗って乾かすジャグアのジェルが同じ並びで出てきます。このうち肌そのものが色づくのはジャグアだけで、シールは台紙のインクを肌の表面へ移すだけなので、こすれば縁から欠けます。
日数を先に決めて選ぶと、この作りの違いを飛ばしてしまいます。
国民生活センターは2019年に、タトゥーシールやフェイスペイントは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないと公表しています。
本記事では、色が肌のどこに乗るかの見分け方・当日だけ使う場合と数日置く場合の選び分け・貼る部位の実寸の測り方を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
2週間消えないタトゥーシールを分けるのは、色が肌のどこに乗るか
まず、その商品の色が肌の表面に乗るのか、肌そのものを色づかせるのかを確かめてください。
ここが分かれば、日数の見当は自分で付けられます。
台紙のインクを肌の上へ移すシールは、色が角質の表面にとどまるため、服の袖がこすれる、汗をかく、手を洗うといった日常の動作で少しずつ削れていきます。
一方でジャグアは植物由来の染料が肌を染めるので、こすっても色は落ちず、洗って消すという発想が通用しません。
「2週間」という数字は、この後者のタイプを前提にした表現として使われることがあります。
ただし持ちは方式だけでなく、貼った部位・汗・こすれ・肌の状態で変わるので、何日残るかを製品側から言い切ることはできません。
水に触れず、服とこすれない場所であれば数日残ることもある、という程度に見ておくほうが実態に近いです。
長持ちをうたう表記そのものの読み方は、2週間消えないタトゥーシールと普通のシールの違いで解説しています。
長く残る前提で売られるタトゥーシールは4タイプあります
水で転写するタイプ
絵柄を肌に当ててスポンジや濡らした布で台紙側を湿らせ、インクを移すタイプです。
台紙を離した時点で位置が決まるため、そこから数ミリずらすという直し方はできません。
ただし貼った直後なら剥がしてやり直せます。
その場合、同じ絵柄は二度使えません。
貼るだけの乾式タイプ
水を使わず、シールを肌に押し当てて台紙を剥がすタイプです。
ダイソーには「乾式タトゥーシール」という商品名のものがあり、水場のない場所でも短時間で貼れます。
手数が少ないぶん、位置合わせは一発勝負になります。
ジャグアのジェル
シールではなく、ジェルを絵柄の形に塗って乾かし、肌が染まるのを待つタイプです。
乾く前なら拭き取れますが、乾いて色が出はじめたあとは洗っても擦っても抜けません。
数日から長めに置きたい人が選ぶのはこのタイプです。
フェイクタトゥーペン
肌に直接描くタイプで、絵柄を自分で決められます。
線の太さや色の濃さは腕次第なので、細かい絵柄を狙うほど難しくなります。
にじみを抑える描き方はフェイクタトゥーペンの選び方とにじまない描き方で解説しています。
タイプ別に向いている人と、選ばないほうがいい人
| タイプ | 色が乗る場所 | 向いている人 | 選ばないほうがいい人 |
|---|---|---|---|
| 水で転写するシール | 肌の表面 | 当日のイベントで使い、終わったら落としたい人 | 数日そのままにしておきたい人 |
| 乾式シール | 肌の表面 | 外出先や水場のない場所で貼る人 | 位置を慎重に合わせたい人 |
| ジャグアのジェル | 肌そのもの | 旅行やフェスなど数日にわたって残したい人 | 翌日の予定で消したい人、初めて使う人 |
| フェイクタトゥーペン | 肌の表面 | 絵柄や大きさを自分で決めたい人 | 細い線のデザインを短時間で仕上げたい人 |
選ばないほうがいい人の欄をとくに見てください。
ジャグアは翌日に消せないので、平日に仕事の予定がある週末には使いにくく、逆に当日限りのシールを旅行に持っていくと2日目には絵柄の端から崩れます。
方式ごとの立ち位置をもう少し広く見比べたい場合は、フェイクタトゥーの種類と選び方で解説しています。
タトゥーシール選びで外しやすいのは、日数から逆算すること
「2週間もたせたいから長持ちタイプ」という順番で決めると、落とせない日に色が残ります。
先に決めるのは日数ではなく、いつ消したいかです。
日曜の夜までに消したいなら表面に乗るシールで、月曜以降も残っていて問題ないならジャグアという分け方になります。
もう一つ外しやすいのが、水に触れる予定を数えていない場合です。
防水をうたう製品でも、こすれには弱いことがあり、プールで泳ぐ、温泉で体を洗う、汗をかいてタオルで拭くといった動作が続けば縁から欠けていきます。
入浴施設のタトゥーに関する規則は施設ごとに異なるので、覆えば入れると決めつけないでください。
宿を予約するときに電話で確認するか、公式サイトの利用規約を読んでおくと当日に受付で止められません。
絵柄の実寸と、貼る部位の平らな範囲を突き合わせる
サイズ表記が台紙全体の寸法なのか、絵柄そのものの寸法なのかは製品によって違います。同じLサイズでも余白の取り方が変われば絵柄の実寸も変わるので、数字だけを頼りに買うと貼りたい場所に収まりません。
基準にするのは、貼る部位のうち平らな範囲の実寸です。
手首の内側であれば、骨の出ている部分を避けた幅を定規で測ってください。
前腕や肩の外側は面が広く取れますが、手首・足首・指の関節をまたぐと肌が伸縮するので、貼った直後は密着していても曲げ伸ばしのたびに縁が浮きます。
大きい絵柄を狭い部位に無理に収めると、端の浮いた部分が服に引っかかって最初に欠けます。
部位ごとの上限の考え方は浮かせないサイズの基準で解説しています。
タトゥーシールの残り方と落とし方はタイプで変わります
表面に色が乗るシールは、縁から欠けるという形で崩れます。
絵柄の中心はきれいなのに輪郭がぼやけるので、遠目には残っているように見えても近くで見ると分かります。
ジャグアは全体が少しずつ薄くなる形で色が抜けていくため、崩れ方は目立ちにくいものの、途中で消すことはできません。
落とすときは、シールならベビーオイルやクレンジングオイルを絵柄に乗せてしばらく置き、指の腹でゆるめてから拭き取ります。
除光液やアルコールを含ませた布で強くこする方法は勧めません。
角質を削って赤みが出ることがあり、国民生活センターも除去の際の肌トラブルに注意するよう呼びかけています。
ジャグアは肌が染まっているので、洗って落とすのではなく色が薄くなるのを待つことになります。
肌色のシートやテープで一時的に覆う方法との使い分けは、ボディシールとタトゥーシールの違いで解説しています。
買う前にタトゥーシールのパッケージで見る3点
国民生活センターがタトゥーシール11銘柄とフェイスペイント等9銘柄の合計20銘柄をテストした結果では、20銘柄中12銘柄に日本語表示がありませんでした。
日本語表示のあった8銘柄のうち、皮膚に関する注意表示があったのは5銘柄だけです。
売り場で見るのは次の3点です。
- 日本語の使用方法・剥がし方・対象年齢が書かれているか
- 配合成分の表示があるか(アレルギー体質の人はとくに確認する)
- 肌に関する注意表示があるか
同じテストでは、タトゥーシール3銘柄とフェイスペイント等1銘柄からホルムアルデヒドが検出され、金属アレルギーの陽性率が高い金属のうちコバルトが9銘柄、クロムが2銘柄から検出されています。
国民生活センターは、検出された濃度で直ちに皮膚刺激を起こすほどではないものの、長時間の接触や接触の繰り返しでアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると評価しています。
使う前に腕の内側などの目立たない部分で試し、傷や湿疹のある肌には貼らないでください。
よくある質問
2週間消えないと書かれた商品は、本当に2週間残りますか
製品の方式だけでは決まりません。
貼った部位・汗の量・服とのこすれ・入浴の回数で変わるので、同じ商品でも手首と背中では結果が違います。
水に触れずこすれない場所なら数日残ることがある、という見方で予定を組んでください。
温泉やジムでは、覆っておけば利用できますか
タトゥーに関する規則は施設ごとに異なるため、覆えば利用できると決まっているわけではありません。予約時に電話で条件を聞くか、公式サイトの利用規約を確認してください。
貼った場所が赤くなったときはどうすればいいですか
すぐに使用を中止してください。赤み・腫れ・かゆみ・痛み・黒ずみなどの異常がある場合は、自分で処置せずに皮膚科医を受診してください。
子どもに貼っても問題ありませんか
子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、皮膚障害が発生する可能性があるため、国民生活センターはより注意が必要としています。対象年齢の表示を確認し、表示がない製品は避けてください。
「ヘナ」と書かれた製品なら安全ですか
植物由来という表示だけで判断はできません。
毛染め用の製品については、ヘナを配合しながら酸化染料が加えられている雑貨扱いのものが市場にあると国民生活センターが指摘しています。
成分表示を必ず確認してください。
まとめ
選ぶ順番は、日数ではなく「いつ消したいか」からです。
日曜の夜に落とすつもりなら表面に色が乗るシールで、翌週まで残っていてかまわないならジャグア、絵柄を自分で決めたいならペンという分かれ方になります。
そのうえで貼る部位の平らな範囲を測り、絵柄の実寸が収まるかを確かめれば、縁が浮いて欠ける失敗はかなり減ります。
持ちを断定できる製品はなく、肌の反応にも個人差があります。ぜひ本記事のパッケージで見る3点と部位の測り方を参考に、当日までに一度試してから本番に貼ってください。



