タトゥーシールの種類を解説|水式・乾式・ジャグアの違い
売り場には、ダイソーの「乾式タトゥーシール」とWEGOの「セットタトゥーシール」が、どちらもタトゥーシールという同じ呼び名で並んでいます。ただ、貼り方も持ちも同じではありません。
種類を分ける基準は絵柄の見た目ではなく、色が肌に残る仕組みと、貼るときに水を使うかどうかです。
ここを取り違えると、人前で数分で貼りたいのに、湿らせて待つ手順が必要な製品を選ぶことになります。
本記事では、水で転写するタイプと乾式の手順の差・台紙と絵柄の寸法の見分け方・パッケージのどこに種類が書いてあるかを解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
タトゥーシールの種類は、色が肌に残る仕組みで分かれます
絵柄を入れる目的の製品で「シール」と呼べるのは、水で転写するタイプと乾式の2タイプです。ジャグアとヘナは肌そのものが色づくもので、シールとは扱いが違います。
水で転写するタイプ
台紙を水で湿らせ、台紙側の絵柄を肌の表面へ移します。
台紙を離した時点で位置が決まるため、そのあと少しずらすことはできません。
ただし貼った直後であれば剥がしてやり直せます(同じ絵柄は二度使えません)。
色が移る過程をもう少し詳しく知りたい場合は、転写で色が移る原理で解説しています。
水を使わない乾式タイプ
水を用意せずに貼れるので、外出先や人前でも作業が短く済みます。ダイソーの商品名にある「乾式タトゥーシール」がこのタイプで、眉毛タトゥーシールやポイントタトゥーシールのように、部位や絵柄の大きさで名前が分かれた商品もあります。
ジャグアとヘナはシールではありません
ジャグアはジェルを塗って肌を色づかせるもので、乾く前なら拭き取れますが、乾いて色が出はじめたあとは洗っても擦っても抜けません。
ヘナはこれとも別のものです。
毛染め用のヘナ製品については、国民生活センターが2026年5月に、かつら用として売られていた3銘柄すべてに酸化染料が含まれていたと公表しています。
ボディアート用の製品を対象にした発表ではありませんが、「ヘナ」と名の付く製品でも酸化染料が加えられた雑貨扱いのものが市場にあるため、成分表示を読んでから選んでください。
隠す用途のタトゥーシールは、覆い方でタイプが変わります
今あるタトゥーを人目から隠す製品は、覆い方で5タイプに分かれます。同じ「タトゥー隠し」で検索しても、売り場での商品名は別々です。
| 覆い方 | どういうものか | 向く場面 |
|---|---|---|
| 肌色のフィルムを貼る | 肌色のシートを絵柄の上に貼る。ダイソーでの商品名は「ファンデシート」 | 面積が小さく、こすれない部位 |
| 塗る(ボディファンデーション・コンシーラー) | クリーム状のものを塗り広げる。境目をぼかせるので縁に段差が出ない | 輪郭をなじませたい、範囲がやや広い |
| 吹き付ける(スプレー) | 広い面に均一に乗せる | 背中や脚など、手の届きにくい広い面 |
| 布で覆う(アームカバー・サポーター・インナー) | 肌には何も乗せず、上から覆う | 長時間、汗をかく場面 |
| テーピングで覆う | テープを巻いて覆う | 関節の近くを短時間だけ |
貼るタイプと塗るタイプの違いは縁に出ます。
シートは輪郭がそのまま段差になるので、肌色が合っていても光の角度で分かることがあり、面積が大きいほど不利です。
なお温泉・プール・ジムのタトゥーに関する規則は施設ごとに異なります。
覆えば入れると決まっているわけではないので、予約の時点で電話で伝えるか、公式サイトの利用規約を読んで確かめてください。
サイズ表記は台紙の寸法と絵柄の寸法で別物です
サイズはmm単位の実寸で見ます。
ここで混ざりやすいのが、余白を含む台紙全体の寸法と、絵柄そのものの寸法です。
商品ページに「約◯mm×◯mm」とだけあってどちらなのか書かれていない場合、絵柄は数字よりひと回り小さいと考えて選んでください。
セット品はシートの寸法と絵柄の寸法を混ぜない
1シートに複数の絵柄が並ぶセット品では、記載されている寸法がシート全体を指していることがあります。
WEGOのセットタトゥーシールのように複数柄で構成された商品では、シート寸法・柄数・1柄の寸法の3つを分けて確認してください。
柄数だけ多くても、1柄が小さければ狙った見え方になりません。
肌色シートは厚みで結果が変わる
隠す用途の肌色シートは、厚いほど下の色を通しませんが、縁の段差も出やすくなります。
薄ければなじむ一方、爪やタオルで引っかけると破れます。
厚みがmmで書かれていない商品も多いので、書かれていなければ貼る面積の小ささで補うほかありません。
用途と日数から、選ぶタトゥーシールを一本に絞る
最初に決めるのは、肌に置く時間です。
イベントや撮影で当日だけなら水転写か乾式、旅行のように数日続けて絵柄を見せたいならジャグアが候補に入ります。
シールを数日引っ張ると、こすれる部位から欠けていきます。
次に、その時間の中で水に触れるかを考えます。入浴・プール・汗の多い場面があるなら、防水をうたう製品でもこすれには弱いので、覆う面が小さい絵柄を選ぶか、布で覆うタイプへ切り替えるほうが現実的です。
そのうえで部位を決めます。
関節をまたぐ位置、服の袖が当たる位置、バッグの肩紐が乗る位置は、同じ製品でも早く崩れます。
最後に、その部位の平らな範囲を定規で測り、絵柄の実寸がその内側に収まるものだけを候補に残してください。
手順を逆にして絵柄から選ぶと、貼る場所がなくなります。
同じ「Lサイズ」でも基準が違う理由と、合わないときに起きること
SやLといった表記に共通の規格はなく、余白をどこまで含めるかもメーカーごとの判断です。
国民生活センターが2019年に公表したテストでは、対象20銘柄のうち12銘柄に日本語表示がありませんでした。
海外製が多い分野なので、表記のルールが揃っていないと考えたほうが実態に近いです。
海外通販で買う場合の確認点はSHEINのタトゥーシールで確認しておきたい点で解説しています。
判断の順序は決まっています。mmの実寸が書かれた商品を優先し、SMLだけの表記なら小さい側を選び、届いたら貼る前に台紙を部位に当てて余白の位置を見てください。
合わないと何が起きるかも具体的です。
絵柄が関節をまたげば端から浮いて欠け、小さすぎれば服の中に隠れて狙った見え方になりません。
隠す用途では覆いきれず縁から元の色が透けます。
輪郭の浮きや不自然な段差は、遠目でもシールだと気づかれる要因になります。
この見え方の詳細はシールだと分かる特徴とその対策で解説しています。
パッケージのどこにタトゥーシールの種類が書いてあるか
水転写か乾式かは、使用方法の欄で判別できます。
「水で濡らす」「湿らせた布を当てる」といった記述があれば水転写で、水に触れない手順だけが書かれていれば乾式です。
通販なら商品ページの仕様欄と商品名を突き合わせてください。
ダイソーのように商品名に「乾式」と入っている例もあります。
もう一か所読むべきなのが、成分表示と注意表示です。
同じテストでは、日本語表示のあった8銘柄のうち皮膚に関する注意表示があったのは5銘柄で、化粧品への配合が認められていないタール色素の表示がある製品も1銘柄ありました。
タトゥーシールは、化粧品のように安全性の基準が定められた製品ではないと同センターは指摘しています。
表示のどこを見るかは表示で確認できる項目で解説しています。
使う前には、腕の内側など目立たない場所で試してください。
肌に傷や湿疹、日焼け後の赤みがあるときは使わず、赤み・かゆみ・痛みなどが出た場合はすぐに使用を中止して皮膚科医に相談してください。
取扱いは店舗や時期によって変わるので、店頭で見つからないときは通販の仕様欄で同じ確認をすることになります。
よくある質問
タトゥーシールの種類は結局いくつですか
絵柄を入れる目的では、水で転写するタイプと乾式の2タイプです。
これに肌そのものが色づくジャグアを加えると3つになりますが、ジャグアはシールではないので落とし方も残る日数も違います。
隠す目的の製品は、貼る・塗る・吹き付ける・布で覆う・テーピングの5タイプに分かれます。
水で貼るタイプと乾式では、どちらが長く残りますか
方式だけでは決まりません。
水に触れず、こすれない部位に貼れば数日残ることもありますが、関節や袖が当たる場所では同じ製品でも早く欠けます。
日数を断定している表示があっても、部位と汗の量で変わると考えてください。
子どもに使ってもよい種類はありますか
まずパッケージの対象年齢表示を確認してください。
子どもの皮膚は大人より表皮が薄く、皮膚障害が起きる可能性があるため注意が必要だと国民生活センターは述べています。
日本語表示や注意表示のない製品は、そもそも使用条件が分かりません。
まとめ
タトゥーシールの種類は、水を使うかどうかと、色が肌の表面に乗るのか肌そのものが染まるのかで分かれます。
選ぶ順序は、肌に置く時間・水に触れるか・貼る部位・絵柄の実寸の4つで、この順に絞ればSやLの表記に振り回されずに済みます。
ぜひ本記事の寸法の見分け方とパッケージの読み方を参考に、貼りたい部位に収まる一枚を選んでください。



