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タトゥーシールは肌に害がある?安全に使うための確認事項

タトゥーシールの袋を裏返しても、成分も注意書きも日本語で書かれていないことがあります。国民生活センターが2019年9月に公表したテストでは、タトゥーシールとフェイスペイント等の20銘柄のうち、日本語表示がなかったものが12銘柄ありました。

同センターは、これらを化粧品のように安全性の基準が定められた製品ではないとしています。

有害かどうかは商品名や見た目では分からず、表示を読めるかどうかで手元に残る判断材料の量が変わります。

本記事では、公表されたテスト結果の中身・タイプごとに肌へ触れる時間の差・買う前に確かめる表示項目を解説します。

タトゥーシールLab編集部

「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

タトゥーシールが有害かどうかは、袋の日本語表示から確かめる

最初に見てほしいのは、パッケージに日本語の表示があるかどうかです。

ここに成分と使用上の注意が書かれていれば、自分がアレルギーを持っている金属や色素を避けるという判断ができます。

逆に日本語が一切ない製品では、何が入っているのか買う側には分かりません。

国民生活センターのテストでも、日本語表示があったのは20銘柄のうち8銘柄で、そのうち皮膚に関する注意表示まで書かれていたのは5銘柄でした。

表示のない製品を選んだ場合、残る手立ては事前のテストだけになります。

同センターは消費者へのアドバイスとして、腕の内側などの目立たない部分で試すこと、肌に傷や湿疹などの異常があるときは使わないこと、剥がし方や対象年齢を含めた注意をよく読んでから使うことを挙げています。

使ってみて赤み・腫れ・かゆみ・痛み・黒ずみが出た場合は、すぐに中止して皮膚科医に相談してください。

国民生活センターがタトゥーシール11銘柄で確認したこと

2019年9月18日の公表資料は、インターネットで販売されているタトゥーシール11銘柄とフェイスペイント等9銘柄、合計20銘柄を調べたものです。何が見つかったのかを項目ごとに分けます。

成分表示に化粧品では使えない色素が載っていた

配合成分が表示されていた8銘柄のうち1銘柄には、化粧品への配合が認められていないタール色素の表示がありました。

また2銘柄には、粘膜に使用されない化粧品にのみ配合できる色素が表示されていました。

表示があること自体は良いことですが、書かれている中身が化粧品の基準を満たしているとは限らないという結果です。

ホルムアルデヒドが4銘柄で検出された

タトゥーシール3銘柄とフェイスペイント等1銘柄からホルムアルデヒドが検出されました。

同センターは、検出された濃度では直ちに皮膚刺激を起こすほどではないとしながら、長時間の接触または接触の繰り返しにより皮膚刺激やアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると考えられるとしています。

一度貼ってどうなるかという話ではなく、長く貼ることと何度も貼ることが条件として挙がっている点が重要です。

金属アレルギーの原因になる金属も見つかった

陽性率が高い金属として金・ニッケル・水銀・クロム・コバルトが知られていますが、テストではクロムが2銘柄、コバルトが9銘柄から検出されました。金属アレルギーの自覚がある人は、成分表示のある製品を選ぶという条件が現実的な足切りになります。

タトゥーシールのタイプで、肌に色が触れている時間が変わる

肌への負担を考えるうえで差が出るのは、色を肌の表面に置くだけなのか、肌そのものが染まるのかという構造の違いです。前者は剥がせば終わりますが、後者は剥がすという操作が成り立ちません。

水で転写するタイプ

台紙を濡らして絵柄を肌に移すタイプです。

台紙を離した時点で位置が決まるので、そのあと動かすことはできません。

ただし貼った直後なら剥がしてやり直せます(同じ絵柄はもう使えません)。

色が乗っているのは肌の表面なので、当日で落とすという使い方に向きます。

転写で色が移る仕組みそのものはタトゥーシールの仕組みと転写の原理で解説しています。

水を使わない乾式タイプ

ダイソーの商品名にも「乾式タトゥーシール」があり、水を使わず貼るだけのタイプが流通しています。

準備が少なく短時間で貼れるかわり、位置の直しはききにくいので一発勝負になります。

肌に触れている時間の長さという点では水で貼るタイプと同じ考え方で、その日のうちに落とす前提で選ぶものです。

ジャグアやヘナはタトゥーシールと別物

ジャグアは染料で肌そのものが色づくため、ジェルが乾く前なら拭き取れますが、乾いて色が出たあとは洗っても擦っても抜けません。

日数の単位で肌に色が残るので、シールと同じ感覚で選ぶものではありません。

ヘナについては、毛染め用のヘナ製品でアナフィラキシーが発生した事例が2026年5月に国民生活センターから公表されています。

これはボディアートを対象にした発表ではありませんが、市場にはヘナを配合しながら人体への使用を前提としない雑貨扱いの製品もあり、成分表示を確認する必要があるという点は共通します。

肌への負担で選ぶなら、タトゥーシールのどのタイプが合うか

同じ絵柄でも、肌に色が触れる時間と落とし方が違えば向く人が変わります。表示の確認しやすさも含めて並べます。

タイプ肌に色が触れる期間買う前に確認したい表示向いている人/向かない人
水で転写するタイプその日のうちに落とす前提成分、使用方法、剥がし方、対象年齢イベント当日だけ使いたい人に向く。連日貼り替えたい人には接触の繰り返しが増える
乾式タイプその日のうちに落とす前提成分、使用上の注意、対象年齢外出先で手早く貼りたい人に向く。位置をそろえたい人には直しがきかない
ジャグア肌が染まるため日数単位成分、使用上の注意、パッチテストの案内旅行中ずっと絵柄を残したい人に向く。当日で消したい人、肌が敏感な人には向かない
肌色のシートやテープで覆うタイプ貼っている間だけ成分、貼付時間の上限、剥がし方既にあるタトゥーを一時的に覆いたい人に向く。広い面積を覆う人は縁の段差が出る

覆う側の製品では、貼るものと塗るものを分けて考えてください。ダイソーの「ファンデシート」は肌色のシートを貼るタイプなので縁が段差になり、ボディファンデーションやコンシーラーのように塗るものは境目をぼかせます。

肌が荒れやすい選び方の失敗例

海外通販でまとめ買いして表示を確認しない

枚数の多いセットは1枚あたりの負担が小さく見えますが、日本語表示がない製品はテストで12銘柄あった通り珍しくありません。

届いてから成分が分からないと気づいても、確かめる方法は残りません。

注文前に商品ページの成分記載を見て、書かれていなければアレルギー体質の人は避けるという線引きになります。

海外通販で買う場合の確認点はSHEINのタトゥーシールで見ておきたい表示で解説しています。

子どもに大人向けの製品をそのまま使う

子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、皮膚障害が起こる可能性があるため注意が必要だと同センターは指摘しています。対象年齢の表示がない製品を子どもの肌に使う判断は避けてください。

日焼けあとや湿疹の上に貼る

傷や湿疹などの異常がある肌に使うと症状が悪化する可能性があります。

目や口の周りのような粘膜に近い場所も避ける対象です。

ほかの弱点とあわせて把握しておきたい場合はタトゥーシールのデメリットで解説しています。

サイズと貼る部位で、接触する面積と時間が決まる

絵柄が大きくなるほど肌に触れる面積が増え、長時間の接触という条件に近づきます。

ホルムアルデヒドについての評価が「長時間の接触または接触の繰り返し」を前提にしていたことを踏まえると、初めて使う製品でいきなり背中や二の腕を埋めるサイズを選ぶのは負担が大きい選択です。

まず小さい絵柄で腕の内側に試し、赤みが出ないことを確かめてから面積を広げてください。

部位選びでは、平らな範囲に絵柄が収まるかを見ます。

手首や肘のように曲がる場所、服とこすれる肩や腰は、絵柄の端から欠けはじめます。

欠けた部分を貼り足すと同じ場所への接触が繰り返され、肌への負担も増えます。

台紙の寸法と絵柄そのものの寸法は別なので、余白を含めた台紙の大きさで判断すると貼りたい場所に収まりません。

タトゥーシールを剥がすときに肌を傷めない手順

国民生活センターの表題には「除去の際の肌トラブル」が明記されています。

落とすときのほうが肌に負担がかかる場面もあるという意味です。

まずパッケージに書かれた剥がし方に従ってください。

書かれていない場合でも、除光液やアルコールを含ませたコットンで強くこすり続ける方法は勧められません。

色を落とそうとして摩擦を足すことになります。

剥がしたあとに赤み・かゆみ・痛み・黒ずみが残る場合は、自己判断で市販の薬を重ねずに皮膚科医を受診してください。

同じ製品でもう一度試すのも避けたい行動です。

使う場面そのものを見直したいときはタトゥーシールが向く場面と向かない場面で解説しています。

よくある質問

タトゥーシールは肌に安全だと書かれていませんか

そう書かれている製品もありますが、国民生活センターはタトゥーシールを化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないとしています。表示の文言だけで判断せず、成分と使用上の注意を読んでください。

100円ショップの製品は海外通販より安全ですか

価格や販売店で安全性が決まるという公的なデータはありません。

判断できるのは、日本語で成分と使用上の注意、対象年齢が書かれているかどうかです。

店頭で袋の裏を確認してから選ぶという手順は、どちらで買う場合も変わりません。

金属アレルギーがあります。避ける成分はどれですか

陽性率が高い金属として金・ニッケル・水銀・クロム・コバルトが知られています。

テストではクロムが2銘柄、コバルトが9銘柄から検出されました。

自分に反応が出る金属が分かっているなら、その成分名が表示されている製品を避け、表示のない製品も候補から外すという選び方になります。

何日くらい貼ったままにしても大丈夫ですか

製品ごとに貼付時間の目安が書かれていればそれに従ってください。

日数を一律に示せる根拠はなく、長時間の接触や繰り返しの接触が皮膚刺激やアレルギー性接触皮膚炎につながる場合があると指摘されています。

予定が終わったら早めに落とすほうが接触時間は短くできます。

覆えば温泉やプールに入れますか

タトゥーに関する規則は施設ごとに異なり、覆えば入れると決まっているわけではありません。

予約の時点で電話やメールで申告し、公式サイトの利用規約も確認してください。

当日に受付で判断が変わることもあります。

まとめ

タトゥーシールが有害かどうかは、製品名でもタイプでもなく、袋に日本語で成分と使用上の注意が書かれているかどうかから絞り込めます。

国民生活センターのテストでは20銘柄中12銘柄に日本語表示がなく、ホルムアルデヒドが4銘柄、コバルトが9銘柄から検出されました。

長時間貼ることと繰り返し貼ることが条件として挙がっているので、小さい絵柄で腕の内側から試し、予定が終わったら早めに落とすという使い方が負担を小さくします。

ぜひ本記事の表示の確認手順とタイプ別の向き不向きを参考に、自分の肌の条件に合う製品を選んでください。

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