タトゥーシールの簡単な取り方|こすらずに落とす方法を解説
石鹸で洗ったのに、絵柄のふちの黒い線だけが肌に残っています。水と石鹸で落ちにくいのは、転写されたインクが水になじまないためで、ベビーオイルやクレンジングオイルのような油分をのせて浮かせてから拭き取ると、ふちの線までまとめて落ちます。
国民生活センターは2019年9月18日、タトゥーシールについて「除去の際の肌トラブルや金属アレルギーにも注意が必要」として注意喚起を出しています。
落ちないからと力任せにこすると、絵柄より先に肌が赤くなります。
本記事では、油分で浮かせる4手順・こすって落としたときに起きること・乾式と水転写とジャグアで取り方が分かれる線を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
タトゥーシールの取り方は、油分で浮かせてから拭き取る
用意するものは、油分を含むもの(ベビーオイル、クレンジングオイル、乳液、ワセリンなど)とコットンかティッシュ、それに石鹸だけです。力を使う場面はありません。
| 手順 | すること | そうする理由 |
|---|---|---|
| 1 | 絵柄とその周りの水気を拭き取る | 肌が濡れていると油分がインクに届かず、コットンが表面を滑るだけになります |
| 2 | オイルを含ませたコットンを絵柄の上に数十秒置く | 置いている間に油分がなじみ、こすらなくてもインクがゆるみます |
| 3 | そのまま一方向へゆっくり滑らせる | 往復させると角質まで削れて、赤みやヒリつきが出ます |
| 4 | 残った油分を石鹸で洗い、水気を拭く | 油分が残ると衣類に色移りし、肌のぬめりも残ります |
ポイントは3の力加減で、肌を押し込むのではなく、浮いたインクをコットンに移すつもりで動かしてください。
一度で薄くならなければ、コットンの汚れていない面に替えてから2に戻ります。
同じ面で拭き続けると、落ちたインクを塗り広げることになります。
こすって落とすと、絵柄より先に肌が赤くなります
タトゥーシールやフェイスペイントは、化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないと国民生活センターは指摘しています。同センターのテストでは、タトゥーシール3銘柄からホルムアルデヒドが検出され、検出濃度では直ちに皮膚刺激を起こすほどではないものの、長時間の接触や接触の繰り返しにより皮膚刺激またはアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると考えられるとしています。
つまり、落ちないインクを長く肌の上に置いたまま摩擦を加え続ける状態が、いちばん避けたい組み合わせになります。
除光液や消毒用アルコールを含ませて強くこする方法も勧められません。
脱脂力が強く、乾燥やヒリつきの引き金になります。
落としたあとに赤み・腫れ・かゆみ・痛み・黒ずみといった異常が出た場合は、続けて手を加えず皮膚科医を受診してください。
子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄いため、同センターも使用にはより注意が必要だとしています。
タトゥーシールが落ちきらないときに疑う3つの原因
油分をのせている時間が短い
コットンを当ててすぐ動かすと、油分がインクの表面に触れただけで終わります。動かす前に数十秒置く、それでも薄くならなければもう一度置き直す、という順で時間を足してください。
肌が濡れたまま油分を使った
入浴中に落とそうとすると、水と油が混ざって膜になり、拭いても絵柄の輪郭だけが残ります。
湯上がりに落とすなら、タオルで水気を取ってから始めます。
角質がやわらいだ状態そのものは、むしろ落としやすい条件です。
角質が厚い部位や、汗をかいた後の肌に貼っていた
肘や膝、かかとに近い場所は表面の凹凸が深く、インクが溝に残ります。
何度も往復させるのではなく、油分をのせる回数を分けてください。
数回試しても輪郭が残る場合の進め方は、何をしても消えないときの段階別の対処で解説しています。
取り方に使う道具と、家にあるもので代用できる範囲
油分を含むものであれば役割は同じで、ベビーオイルやクレンジングオイル、乳液、ワセリン、メイク落としシートのどれでも代用できます。
食用のオリーブオイルでも油分としては働きますが、キッチンから持ってくるものは香料や不純物の有無が分からないので、肌に使う前提の製品があるならそちらを選んでください。
拭き取る側はコットンでもティッシュでもかまいません。
ティッシュは繊維がちぎれやすいので、二つ折りにして使うと途中で崩れません。
一方で、セロハンテープや医療用テープを貼って引き剥がす方法は避けてください。
テープはインクだけをつまんで持ち上げるわけではなく、肌の表面や毛ごと引っぱります。
急いでいるときほど選びたくなりますが、赤みが残ったまま予定に向かうことになりかねません。
家にあるもので落とす具体的な組み合わせは、油分を使った落とし方の手順でも解説しています。
乾式と水転写ならタトゥーシールの取り方は同じで、ジャグアは落とせません
まず、自分が貼ったものがどれかを思い出してください。
貼るときに水で濡らして台紙を離したなら水転写、水を使わず貼っただけなら乾式です。
ダイソーには「乾式タトゥーシール」という商品名の製品があり、パッケージの使用方法に水の記載があるかどうかで見分けられます。
この2タイプは、どちらもインクを肌の表面へ移したものなので、落とし方は上の4手順のままで変わりません。貼る側の手順は逆に大きく違うので、次に買うときの参考には乾式と水式で貼り方が分かれる理由が使えます。
別物として扱うのがジャグアです。
ジャグアは肌そのものが色づく仕組みなので、油分で拭いても色は抜けません。
ジェルが乾く前であれば拭き取れますが、乾いて色が出はじめたあとは洗っても擦っても動かせないため、日数をかけて薄くなるのを待つことになります。
なお、ヘナと名の付く製品でも、人体への使用を前提としない雑貨扱いで酸化染料を含むものが市場にあると同センターが毛染め用製品について指摘しています。
買う段階で成分表示を確認してください。
タトゥーシールを貼ったまま日をまたがない
落とすタイミングは、イベントや撮影が終わったその日のうちが目安になります。
長時間の接触や繰り返しの接触でアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があるという指摘を踏まえると、必要のない時間まで肌に置いておく理由はありません。
見た目の面でも、寝具や袖でこすれた翌朝は絵柄の端が欠け、その状態から落とすと欠けた部分の輪郭だけが残りやすくなります。
数日にわたって同じ絵柄を見せたい場合は、都度落として貼り替えるのか、持ちのよい方式を選ぶのかで進め方が変わります。
前提として、水に触れずこすれない部位なら数日残ることもあり、日数は製品と部位と肌質で変わります。
この幅については何日もつのかを左右する条件で解説しています。
落としたあと同じ場所に貼り直すなら、油分を石鹸で完全に洗い流してから乾かしてください。
油が残った肌には次のシールが密着しません。
よくある質問
石鹸だけで落とせますか
貼った直後や、線の細い小さな絵柄なら落ちることがあります。
ただし多くの場合は輪郭が残り、落ちないぶんを手で強くこすることになります。
摩擦を減らす意味で、油分を先にのせるほうが肌への負担は小さくなります。
除光液で拭いてもいいですか
勧められません。
インクは薄くなっても脱脂力が強く、乾燥やヒリつきが出ることがあります。
粘膜に近い場所ではとくに使わないでください。
落としたあとに絵柄の形の跡が残っています
こすったことによる一時的な赤みか、インクの色が残っている状態のどちらかです。
追加でこするのはやめて、その日は何も足さずに様子を見てください。
赤み・かゆみ・黒ずみが引かない場合は皮膚科医に相談してください。
位置を間違えたので貼り直したいのですが
貼った直後であれば剥がしてやり直せますが、一度剥がした絵柄は再利用できません。次の1枚を無駄にしないための当て方はシワなく密着させる貼り方の手順で解説しています。
まとめ
タトゥーシールを落とすときにやることは、油分を数十秒のせて、一方向に一度だけ滑らせて、石鹸で洗う。
この3つだけです。
落ちない原因は時間の不足か水気か部位のどれかなので、力を足すのではなく油分をのせる回数を足してください。
乾式と水転写は同じ手順で落とせますが、肌そのものが染まるジャグアは同じようには扱えません。
ぜひ本記事の4手順と落ちないときの切り分けを参考に、肌に余計な負担をかけずに落としてください。



