広範囲のタトゥーを隠すには?大判と重ね貼りの使い分け方
背中や二の腕のように広い範囲を覆おうとすると、肌色のシールを何枚も並べることになり、継ぎ目の段差が光の向きで浮きます。広範囲では1枚で覆いきろうとせず、塗るタイプ(ボディファンデーションやコンシーラー)で面をつなぐか、布で覆うほうが境目が出ません。
国民生活センターは2019年9月18日、タトゥーシールやフェイスペイントは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないと注意喚起しています。
覆う面積が広いほど、肌に触れる範囲も広がります。
本記事では、広い面をムラなく塗る手順・シートを並べたときの継ぎ目の処理・汗とこすれで崩れたときの直し方を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
広範囲のタトゥー隠しは、塗って面をつなぐのが基本
面積が手のひら数枚分を超えるなら、貼るより塗るほうが自然に見えます。塗るものは境目を指やスポンジでぼかせるので、どこまで塗ったのか分からない状態にできるのに対し、肌色のフィルムは端が必ず段差になります。
手順は4つです。
まず石けんで洗って皮脂と日焼け止めを落とし、水気をタオルで完全に拭き取ってください。
皮脂が残ったままだと塗ったものが密着せず、こすれた場所からまとまって剥げます。
次に、隠したい場所のすぐ横で色を試します。
腕と首、腕と背中では肌の色が違うので、手首の内側で合わせた色を背中に塗ると白く浮きます。
そのうえで、手のひら1枚分くらいの範囲に区切って薄く塗り、乾いてからもう一度重ねます。
一度で隠そうとして厚く置くと、乾きながら縮んでムラの筋が出ます。
最後に、縁の外側5mmほどを何も付いていない肌へ向かってぼかしてください。
この一手間があるかどうかで、離れて見たときの印象が変わります。
広範囲を1枚で覆おうとすると、縁と継ぎ目で気づかれる
広い範囲を隠す場面で目立つのは、絵柄そのものではなく境界です。人の目は色ムラより直線的な段差を先に拾うので、シートの角がめくれた1か所だけで全体が不自然に見えます。
シートを何枚も並べる方法には、もう一段面倒な点があります。
重ねて貼ると厚みの差で二重の線が出て、離して突き合わせると隙間から地の色が覗きます。
どちらにしても直線が残るため、広範囲では並べる枚数を増やすほど破綻しやすくなります。
肌への負担も面積で変わります。
国民生活センターのテストでは、タトゥーシール3銘柄からホルムアルデヒドが検出され、検出された濃度では直ちに皮膚刺激を起こすほどではないものの、長時間の接触または接触の繰り返しによって皮膚刺激やアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす場合があると評価されています。
同センターは、事前に腕の内側などの目立たない部分で使用テストをするよう呼びかけています。
広い面に一気に使う前に、小さく試してください。
広範囲のタトゥー隠しでよくある失敗と、その場での直し方
縁だけが白く浮いて見える
塗った範囲の外周に、明るい輪郭が出ている状態です。
指の腹で縁を外側へなでてぼかし、それでも境目が残るなら、何も塗っていない肌側へ少量だけ足して段差をならしてください。
シートを貼った場合はぼかせないので、縁に沿って塗るものを細く重ねて段差を埋めます。
ムラの筋が浮き出る
一度に厚く塗ったか、乾く前に触ったかのどちらかです。上から足すと厚みが増えて悪化するので、いったんその範囲を拭き取り、薄く2回に分けて塗り直してください。
汗をかいたあとに縞が出る
汗が乾く前にこすると、塗ったものが線状に寄ります。
押さえるように水気を取ってから、崩れた部分だけを足してください。
関節の内側や膝の裏は動くたびに寄るので、曲がる場所ほど剥がれる理由と対策で解説している、可動域の少ない位置に縁を置く考え方が広範囲でも役に立ちます。
衣類に色が移る
乾ききる前に服を着ています。
塗り終えてから数分置き、粉で軽く押さえると、衣類側への移りが減ることがあります。
白い服を着る予定があるなら、覆う方法自体を布に切り替えるほうが確実に汚れません。
広範囲に必要な道具と、代用が利くもの
必ず要るのは、洗浄用の石けん、乾いたタオル、塗るもの、スポンジかパフ、そして押さえ用の粉です。スポンジは広い面を均一にならすために使い、指だけで塗るとどうしても指の跡が残ります。
代用が利くのは覆い方そのものです。
半袖の予定を長袖インナーやアームカバーに変えれば、塗る作業はいりません。
膝や肘なら、肌色のサポーターで覆う方法もあります。
布は水にもこすれにも強い一方で、季節によっては不自然に見えるという交換条件があります。
逆に、使わないでほしいものもあります。
除光液やアルコールを含ませたコットンで強くこする落とし方は、肌への刺激が大きいので勧められません。
落とすときはクレンジングか石けんで、時間をかけてゆるめてください。
塗るタイプと貼るタイプで、手順そのものが変わる
売り場での見分け方は単純で、パッケージの使用方法に水を使う記載があるかどうかを見ます。
水で押さえて台紙を離すのは絵柄を入れる水転写タイプで、隠す用途には使いません。
隠す製品は、塗るタイプと肌色フィルムを貼るタイプに分かれます。
塗るタイプはボディファンデーションやコンシーラーの名前で並び、境目をぼかせるので広範囲に向きます。乾く前は触れないという制約があるだけで、位置の失敗という概念がありません。
貼るタイプでよく探されるのが100円ショップの製品ですが、ダイソーでの商品名は「ファンデシート」で、タトゥー隠しシールという名前では棚に並んでいません。
取扱いは店舗や時期によって変わります。
シートは肌に置いた瞬間に位置が決まり、貼り直すと粘着が落ちるため、小さな絵柄を1か所だけ覆う場面に向いています。
広い面では前述のとおり継ぎ目が出るので、腕全体のような範囲なら面積が広くても不自然にしないコツで解説している、塗りと布を組み合わせる考え方のほうが合います。
広範囲では、塗り直しの間隔が場所ごとに違う
持ちを日数や時間で断定できません。
同じ製品でも、水に触れず、衣類がこすれない位置なら長く残り、脇や膝の裏では数十分で崩れることがあります。
そのため一律に「何時間ごと」と決めるより、崩れやすい場所だけを見に行くほうが手間が少なくて済みます。
確認する場所は、関節の内側、衣類の縫い目が当たる線、汗がたまる位置の3か所です。
外出前に塗るのは当然として、長時間の予定なら、休憩のたびにこの3か所の縁だけを触って段差の有無を確かめてください。
全面を塗り直す必要はほとんどなく、崩れた場所へ少量足すだけで見た目は戻ります。
肌に置く時間は短いほうが負担が小さいので、帰宅したらその日のうちに落としてください。足やふくらはぎのように歩くだけでこすれる部位は崩れる前提で考える必要があり、擦れやすい部位の剥がれ対策で解説している、衣類と併用して物理的にこすれを減らす方法が現実的です。
よくある質問
広範囲を隠せば温泉やジムに入れますか
入れると決まっているわけではありません。
タトゥーに関する規則は施設ごとに異なり、覆った状態での利用を認めていない施設もあります。
予約の段階で電話して伝えるか、公式サイトの利用規約を読んで確認してください。
背中を一人で塗れますか
手が届く範囲は限られ、鏡越しでは縁のぼかしが確認しにくいので、塗る方法は向きません。
人に頼めない場合は布で覆う選択が残ります。
手が届かない範囲の進め方は背中を一人で隠すときの工夫で解説しています。
プールや海で使えますか
水に濡れることを前提にした製品でも、こすれには弱いことがあります。水中で体をこすったりタオルで拭いた時点で崩れる可能性が高いので、水に入る予定があるならラッシュガードなど布で覆う方法と組み合わせてください。
子どもの肌に使ってもいいですか
国民生活センターは、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く皮膚障害が発生する可能性があるため注意が必要だとしています。使う場合は使用上の注意と対象年齢を確認し、広い面にまとめて使うことは避けてください。
塗ったところが赤くなりました
すぐに使用を中止してください。
赤み・腫れ・かゆみ・痛み・黒ずみなどの異常がある場合は、皮膚科医の受診が勧められています。
同じ製品で塗り直して隠すことはしないでください。
まとめ
広い範囲では、覆う道具の性能より境界の処理で仕上がりが決まります。
塗るタイプで面をつなぎ、隠したい場所のすぐ横で色を合わせ、縁を外側へぼかす。
この3つを守れば、シートを並べたときのような直線は出ません。
崩れは全面ではなく関節と縫い目の位置に出るので、見に行く場所を絞れば直しも短時間で終わります。
肌に置く時間が長くなるほど負担も増えるため、事前のテストと当日のうちに落とすことを前提に組み立ててください。ぜひ本記事の塗る手順と崩れやすい3か所の確認を参考に、当日の予定に合った覆い方を選んでください。

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