タトゥー隠しシールの選び方|厚み・サイズ・色で失敗しない基準
タトゥーの上に肌色のシートを貼ったのに、光の当たる角度で四角い縁だけが浮いて見えます。
タトゥー隠しシールで最初に決まるのは、覆う面積です。
手首の文字なら1枚で面が覆えますが、二の腕を一周する絵柄をシートでつなぐと、絵柄そのものより継ぎ目の直線が目に付きます。
国民生活センターは2019年9月、タトゥーシールやフェイスペイント20銘柄を調べ、これらは化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないと公表しています。肌に置く時間が長いほど、この前提も関わってきます。
本記事では、貼るタイプと塗るタイプで縁の段差が変わる理由、面積と部位からの選び分け、汗や入浴での落ち方を解説します。

タトゥーシールLab編集部
「タトゥーシールラボ」は、タトゥーを自然に隠す方法から、おしゃれに楽しめるタトゥーシール、イベント映えするボディーペイントまで幅広く紹介する情報サイトです。用途やシーンに合わせた選び方や活用術をわかりやすく解説し、あなたのライフスタイルに合う最適なアイテム探しをサポートします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
覆う面積が手のひらを超えるかで、タトゥー隠しシールを使うかどうかが決まる
隠したい絵柄の縦と横を測ってください。
手のひらに収まる大きさなら、肌色のシートを1枚貼るだけで面が覆えます。
これを超えると1枚では届かないので、シートを継ぎ足すことになり、肌の上に不自然な直線が増えます。
人の目は肌に走る直線をよく拾うので、面積が広くなるほど貼るタイプは不利になります。
二の腕をぐるりと囲む絵柄や、背中に広く入っているものは、シートを2枚以上つなぐ時点で貼る以外の方法に切り替えると継ぎ目が出ません。手の届きにくい背中を一度に覆うなら吹き付けるタイプがあり、スプレーで広範囲をカバーする手順で解説しています。
反対に、手首の小さな文字や足首のワンポイントで、その日の数時間だけ覆えばよいという場面では、シートが最も手数の少ない方法になります。塗り広げる時間も乾かす時間も要らないので、出かける直前でも間に合います。
肌色フィルムのタトゥー隠しシールは、カバー力と引き換えに縁が段差になる
隠す道具はどれも「元の色を見えなくする」ことを狙っていますが、どこに無理が出るかが違います。貼るか塗るかで、その無理の出方が正反対になります。
貼るタイプは面で覆えるが、輪郭が消えない
肌色のフィルムを粘着で貼り付けるので、濃い黒や赤も面でまとめて覆えます。
ただしフィルムには厚みがあり、端が肌との間に段差を作ります。
近くで見れば境目が分かりますし、照明が斜めから当たると影が出ます。
服の袖口や襟の内側など、視線が近づかない位置なら気になりにくい
一方、腕の外側や首まわりでは輪郭が読み取られます。
塗るタイプは境目をぼかせるが、こすれで移る
ボディファンデーションやコンシーラーは、外側へ向かって薄くのばせるので段差が出ません。
そのかわり乾ききる前に触れると衣類へ移りますし、汗をかけば流れます。
貼るか塗るかで迷っているなら、ファンデーションとシールの使い分けで解説しています。
5タイプの比較表|面積・水・こすれのどれを優先するか
隠す方法は大きく5タイプに分かれます。どれが優れているかではなく、その日の条件でどれが崩れにくいかで選んでください。
| タイプ | 覆い方の特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 肌色のシート・テープを貼る | 面でまとめて覆えるが、縁が段差として残る | 手のひら以下の面積を、当日の数時間だけ隠したいとき |
| 塗る(コンシーラー・ボディファンデーション) | 境目をぼかせる。乾くまで触れられない | 首や手の甲など、輪郭を見せたくない部位 |
| 吹き付ける(スプレー) | 広い面に短時間で色を乗せられる | 背中や二の腕など、手が届きにくい広範囲 |
| 布で覆う(アームカバー・サポーター・インナー) | 肌に色を乗せないので負担が小さい。透けとずれが出る | 長時間、繰り返し隠したいとき |
| テーピングで覆う | 伸びる素材なので、曲げても端が浮きにくい | 肘・膝・手首など動く部位 |
貼るタイプが向かないのは、広い面積を隠したい人と、一日中こすれ続ける場面です。
カバンの肩紐が当たる肩や、椅子の背に触れる背中では、縁から浮いていきます。
そうした場面では布で覆う方法が崩れにくく、透けを抑える色の選び方はアームカバーの透け対策で解説しています。
色が合っていないタトゥー隠しシールは、貼るほど目立つ
肌色は1色ではありません。
夏に日焼けした腕の外側と、日の当たらない内側とでは、同じ人の肌でも明るさが違います。
シートの色はあらかじめ決まっているため、貼ってから合わせるという調整ができません。
色が外れたシートを貼ると、絵柄は消えても肌色の四角い面が残るので、遠目にはかえって視線を集めます。
買う前に見るのは、貼る部位の肌の明るさと、その製品が何色展開なのかです。
展開が1色しかない製品は、季節で肌の色が変わると使えなくなります。
色を細かく詰めたいなら、混ぜて調整できる塗るタイプが合い、色浮きしない色合わせのコツで解説しています。
国民生活センターは、事前に腕の内側など目立たない部分で使用テストをするよう呼びかけています。色の確認と肌の反応の確認を、本番の前日までに一度で済ませておくと、当日に慌てずに済みます。
関節をまたぐ絵柄は、平らな範囲を測ってから貼る場所を決める
同じ製品でも、貼る部位で結果が変わります。
肘・膝・手首は曲げ伸ばしのたびに皮膚が伸び縮みするので、伸びないフィルムを貼ると端から浮き、シワが寄ります。
絵柄が関節をまたいでいる場合、シートで全部を覆おうとせず、平らな範囲だけをシートで、動く部分は別の方法で処理するという分け方があります。
測るのは絵柄の寸法だけではありません。
その部位のうち、指で押しても皮膚がほとんど動かない平らな範囲がどれだけあるかを見て、シートの寸法をそこに収めてください。
収まらないサイズを無理に貼っても、動いた瞬間に縁が立ちます。
関節そのものを覆うなら、伸びる素材のテープを巻く方法があり、関節でも剥がれにくくする巻き方で解説しています。
タトゥー隠しシールの持ちと、剥がすときにやってはいけないこと
何時間もつかは製品と部位と汗の量で変わるので、日数で言い切れるものではありません。
水に触れず、衣類がこすれない部位であれば、その日のあいだ貼ったままにできることもあります。
反対に、防水をうたう製品でも、タオルで拭く動作や袖の摩擦には弱く、縁から先に負けていきます。
プールや入浴のように長く水に浸かる予定があるなら、水そのものより出たあとの拭き取りで崩れると考えて用意してください。
タイプごとの水への強さは汗・お湯に強いのはどのタイプかで解説しています。
剥がすときは、除光液やアルコールを含ませて強くこするやり方を取らないでください。
国民生活センターの注意喚起も、除去の際の肌トラブルに触れています。
粘着が残ったときは無理に削らず、時間をかけてゆっくり端から引き上げ、赤みやかゆみが出た場合は使用を中止して皮膚科医を受診してください。
タトゥー隠しシールは化粧品ではないという前提を先に知っておく
国民生活センターが2019年9月に公表したテストでは、タトゥーシール11銘柄とフェイスペイント等9銘柄の計20銘柄のうち、12銘柄に日本語表示がありませんでした。
日本語表示のあった8銘柄でも、皮膚に関する注意表示があったのは5銘柄です。
ホルムアルデヒドはタトゥーシール3銘柄とフェイスペイント等1銘柄から検出され、金属ではコバルトが9銘柄、クロムが2銘柄から見つかっています。
このテストの対象は絵柄を入れる製品で、隠す用途のシートを調べたものではありません。
それでも、肌に長く貼るという使い方は共通するので、成分表示と使用上の注意を読んでから使ってください。
アレルギー体質の人はとくに成分の確認が必要です。
肌に傷や湿疹などの異常がある部分には貼らないでください。
症状が悪化する可能性があります。
子どもの皮膚は大人より表皮が薄いので、使う場合はさらに慎重に判断してください。
よくある質問
タトゥー隠しシールで覆えば温泉やプールに入れますか
覆えば入れると決まっているわけではありません。
タトゥーに関する規則は施設ごとに違い、覆っていても不可としている施設があります。
予約の電話で「タトゥーがあり、シートで覆う予定です」と伝えて可否を聞くか、公式サイトの利用規約や入浴の案内を読んでから出かけてください。
絵柄を入れるタトゥーシールと、隠すシールは同じものですか
別のものです。
絵柄用は台紙のインクを肌の表面へ移すもので、隠す用のシートは肌色のフィルムを貼り付けて下の色を見えなくします。
売り場が近いことはありますが、目的も構造も違います。
汗をかく日に貼っても問題ありませんか
汗そのものより、汗を拭く動作で縁がめくれます。
夏場や運動を伴う日は、貼る面積を最小限にして、こすれる位置を避けてください。
長時間になるなら、布で覆う方法のほうが崩れにくくなります。
肌が赤くなったらどうすればよいですか
すぐに使用をやめてください。赤み・腫れ・かゆみ・痛み・刺激・黒ずみなどが出た場合は、自分で処置せず皮膚科医を受診してください。
まとめ
タトゥー隠しシールが合うのは、手のひらに収まる面積を、こすれない部位で、その日の数時間だけ覆いたい場面です。
面積が広い、関節をまたぐ、一日中こすれるという条件がひとつでも当てはまるなら、塗る・吹き付ける・布で覆うほうへ切り替えたときのほうが仕上がりが保てます。
色は貼ってから直せないので、前日までに目立たない場所で色と肌の反応をあわせて確かめておいてください。
ぜひ本記事の面積と部位の見方を参考に、その日の条件に合う隠し方を選んでください。



